表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
溺れるほどカプサイシンを求める日々の日録  作者: 夜霧ランプ
じうよんくぎりめ:三月下旬
229/300

二百二十九話目「とりあえず冷凍食品」

 二千二十五年三月二十四日。

 朝。

 六時半起床を試みる。

 充分に眠った感覚があり、起きるのも簡単そうだ。布団から出る。体温が下がり、疲労と共に眠くなる。後十分だけ眠ろう。

 これを七時四十五分まで繰り返す。


 七時四十五分。

 時間がない事がひりひりと伝わってくる時刻になった。起きて速攻で着替える。ワイシャツを着てセーターを着る。よし。温かい。

 何を作るより先に冷凍食品を決まった分取り出し、ブロッコリーと一緒にレンジにかける。

 その間に卵を焼く。

 卵焼ける。解凍も終り。冷凍食品とブロッコリーを弁当箱に盛る。

 ブロッコリーに塩をかける。ちょっとかけ過ぎた。一つまみ分はかかってしまったので、塩を取り除く。

 卵焼きが冷めた所で四つに切り、真ん中の二つを弁当箱に盛る。

 トマトを盛り付け、ラップに包んだケチャップを添える。微々たる量だが、何も味付けをしていないよりマシだろう。


 弁当が用意できたのは、起床三十分後だった。

 手早く成ってきているが、冷凍食品が無かったら、卵焼きとソーセージだけの弁当になりそうだ。


 同日、夕方。

 家に帰って来て、お弁当箱を洗って、バナーナを一本食べて、お茶を飲んだ。

 これから作家業をしようか…と考えてたら泣きそうになった。どうやら疲れているらしい。どうせだったらバナーナだけではなく、野菜が食べたい。

 今の所、ジャガタライモと、ピーマンと、プチトメィトと、ブロッコリーと、カボチャがある。

 これらのうちの一部を上手に使って、何か一品、野菜料理を作りたい。

 それなら、暖かくなってくる時期に傷みやすそうな(生暖かい)物を持って開かなくて良いし、家で食事が摂れるし。

 今気づいたのだが、なんでお弁当に力を込めるのに、夕方に帰ってきた時の食事の事は考えていなかったんだろう。


 とりあえず、ジャガタライモとブロッコリーで何か作ってみよう。顆粒のコンソメがまだあるから、コンソメ味のスープでも作ろう。

 作り方は思いついているので、実際に作ってみた様子を後で記述すべし。


 記述。

 細かめに切ったイモとブロッコリーに塩と水をかけてレンジで茹でる。

 一食分のスープが作れる片手鍋を用意して、水を張り、茹でた野菜を入れて火にかける。

 顆粒コンソメを入れる。塩を追加する。牛乳を少し入れる。煮込む。

 塩分濃いめの野菜スープが出来た。勝手に「ドイツ風だ」とか述べてみた。でも、しょっぱすぎはせずに無事に食べれた。

 疲れてる時のやや濃いめの味付けは美味しい。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ