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溺れるほどカプサイシンを求める日々の日録  作者: 夜霧ランプ
じうさんくぎりめ:三月中旬
218/300

二百十八話目「本を読む」

 二千二十五年三月十九日。

 朝。


 時間がある時は、十五分から三十分くらい本を読む事にした。

 今は、古代ローマの飯の話の本か、もしくは「ホ〇・デウス」の上巻を読んでいる。

 なんでそんな小面倒くさい本を読むのだと言ったら…面白いからと言う事もあるし、ネタになるからと言う事もある。

 おいどんの家には、おいどん用の「ちっさい図書コーナー」がある。

 なんで本をため込んでしまうんだろう…と考えたこともあるが、まぁ、本を読む習慣があるからだろう。

 この小さな図書コーナーの本達は、参考資料になる他に、心を休める時とか、何も考えたくない時にも役に立つ。

 特に漫画本を置いてから、何も考えたくない時に漫画を読む習慣がついた。

 体が疲弊していて休憩したいけど、頭が暴走している…などの時に、一定時間漫画を読む。

 すると、いつの間にか回復している。


 逆に、頭を動かしたい時は、映画や動画は良い刺激になる。音がついている映像と言うのは、気を引かせるのだろう。

 現在は朝の六時四十分で、後に十分もしたら作曲作業に取り掛かる予定である。

 ドラム譜を一から打ち込んでいるのだが、ハット(ちっさいシンバル)の表記を打つのにすごく時間がかかる。

 入力して聞いてみて、「おお。思ったような表現になっている」と思うと、少しはすっきりするのだが、多分後々「違うこうじゃない」と言う現象も出てくるかもしれない。


 夕。帰って来て、夕飯作って食べた後。

 朝ご飯、卵焼き。昼ご飯、ひじきの白和えと、サラダチキン。夕ご飯、フライパン焼きクタクタうどん。

 ついに、袋茹でうどんを「くたくたに煮込む」方法を編み出した。編み出したと言うか…火にかけていたのを忘れていたら、結構良い感じに煮えていたんですよ。

 火を使っているのを忘れるな。


 クタクタうどんのレシピ。

 うどん一袋をフライパンに入れる。

 最終的にうどんを食う器に軽く水を張る。出汁つゆを入れる。塩を少々入れる。一味唐辛子を入れる。

 フライパンにそれらを混ぜた液体を流し込む。コンロ着火して中火にする。うどんをほぐしながら煮始める。

 卵を一個入れて溶く。ケチャァップを良い感じに入れて溶く。トメィトの酸味で(なのかは不明だが)卵の白身が固形化する現象が起こる。

 しばらく蒸気を逃がしながら煮込む。

 フライパンの底からぐつぐつ言う音が聞こえてくるまで煮る。

 麵を回収し、スープを注ぐ。スープの量が丁度良かった。

 食す。すごくうどんにコシがない。そうなのだ。食べたかったのはこのくらいクタクタのうどんなのだと納得する。

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