二百十七話目「想像の中のお弁当」
二千二十五年三月十九日。
早朝。
昨日、二十一時三十分には眠り。今日、朝の三時三十分に起きる。六時間睡眠。またしてもフライング。そんなにフィーバーしているのか。
湯船の回復力ってそんなにあるの? だけど六時間は短い…と考え直し、眠りなおそうとするとが、何故か寝付けない。
結局起きる。まず、お湯を沸かして、お湯が沸いているうちに朝ご飯の卵焼きを作る。
卵焼きを作る時は、しっかり油を引くと卵が焦げ付かなくて良いと学んでいるので、そうする。
卵焼きの味付けは、塩と胡椒と牛乳少々。
卵を食べ、コーヒーを飲む。しばらくボーッとしている。眠気が復活しようとしたが、其処はカフェインで抑え込む。
ついでに、起きたばかりで、無音で、腹いっぱいと言うのがあかんのだろうと、ユーチューブを聞き始める。
この時点で四時台。聞いていたユーチューブの動画が三十分くらいのだったので、四時台はほとんどそれを聞いて過ごす。
五時になる。そろそろ何かを…具体的に言うなら、作家業でもやらなならんよなぁと思い始める。
ついでに、弁当箱が欲しいと思っていたが、そう言えば硝子の弁当箱を持っていたことを思い出す。
今日は材料がないが、いずれはあの弁当箱に蛋白質を詰めて持って行くことにしよう。
卵焼きと、ソーセージと、野菜のハム巻きとか良いと思う。ベーコンは高いので、ハムで巻け。
巻く野菜は何にしよう。オーソドックスな所では、アスパラガスだと思うが。煮汁がちゃんと切れるんだったら、ほうれんそうでも良いな。
後、ずっと作ってみたかった「ナツメグを使った肉団子」も入れてみよう。ハンバーグでも良いのだが、小さいハンバーグを作ることになると思う。
硝子の弁当箱の容量がそんなにないからだ。
スープボトルとかを手に入れたら、汁物を持って行くこともできる。
だが、今の所は欲は出すまいて。
今はスープボトルより日焼け止めを買わなければならないのだ。
朝三時台から、色々行動して、現在は六時台である。本来起きる予定だった時間になったわけだが、すっかり目は覚めている。
断続睡眠で朝三時台に起きた時よりは、だいぶ楽である。それはそうだろう。六時間しっかり眠った後なのだから。
今日の夜から明日朝にかけて、反動で長寝をしてしまわないとも限らない。
どうにか、朝三時じゃなくて良いから六時起きを日常化できないだろうか。それとも、起きる時間としては朝四時ほうが良いのだろうか。
朝起きてゆっくり考え事をする、とか、朝ご飯と弁当を作る、という事をしっかりやろうとすると、六時から八時までの二時間では間に合わない気がする。