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溺れるほどカプサイシンを求める日々の日録  作者: 夜霧ランプ
じうさんくぎりめ:三月中旬
212/300

二百十二話目「卵焼きがとても美味しい話」

 二千二十五年三月三月十六日。

 夕食を作りました。

 まず、卵を三つ。塩コショウ。牛乳少々。ナツメグ少々。

 混ぜる。焼く。まとめる。ひっくり返す。焼き続ける。

 ある程度固まったら大皿へ。

 次、カット野菜一袋。塩コショウ。中濃ソースを少々。

 炒める。炒める。ソースがちょっと濃いので、煮汁になるより先に焦げ付きそうだ。

 水を少し入れる。五十CCくらい。

 丁度よく蒸し焼きに成ってきた。しかし、今度は煮汁が飛ばせない。(煮汁を飛ばす:煮汁を蒸発させると言う意味)

 ちょっとだけウスターソース状のソースが残ってしまったが、出来上がりとする。

 卵焼きの横に盛る。

 そして最後にケチャァップと、パルメザンチーズを添加して。

 オムレツもどきと野菜炒めもどきが出来ました。

 どこら辺がもどきかと言うと、オムレツは中身が半熟でなければならないのですが、おいどんが今日作ったのは、中まで火の通った卵焼きなのです。

 見た目だけがオムレツでした。

 野菜炒めもどきは、油を使っていないから炒めもどきと呼んでいます。油を使わなくても野菜炒めと言って良いんだったら…野菜炒めを作ったのでしょう。

 なんであれ、美味しく食べられれば良いのです。

 まず、卵焼きを食べました。ほんのり塩味で、ナツメグの香りも良く、素のままでもとても美味しい。

 ケチャァップをつけて食べてみると、甘みが増します。

 野菜炒めのほうも、中々、おいどんが作ったにしては美味しさがありました。

 唯、ちょっとだけ土の味がしたのが気になる…ちゃんと洗ってあるよね、カット野菜だもんね…と、若干の疑心暗鬼が。

 食後、調理に使ったものと、皿とフォークを洗って拭いて片付けて。

 控えたかったけど、デザートとして食パンを食む。袋から出すときに、とても香ばしい香りがする。小麦粉の仄かな甘みも完璧である。

 胃袋さんが、「今日は良いものを食べたじゃないか。こう言うのをいつも食べてよ」と述べてくる。

 うん。頑張ってみる。


 日本で「市販のソース」と言うと、ウスターソースや中濃ソースやとんかつソースやオタフクソースの事だと思うのですが。

 根っこは一個で、全部ウスターソースの一種なんだそうです。イギリスのウスター州が発祥だから、ウスターソースと呼ぶのだそうです。

 調理に使って良し、仕上げにかけても良し、と言う所は醤油に似ている。


 長年使っていなかったリトルミイのグラスが出てきたので、綺麗に洗剤で洗ってから、モクテル用のグラスにすることにしました。

 いつもモクテルを作る時は、普段使いのコーヒーカップで作ってたのですが、コーヒーのにおいと酢のにおいは、あまり仲が良くないようなのです。

 コーヒーの他に牛乳を入れて飲んだりするから、色んなにおいが染みついているんでしょうね。洗剤で洗ってもにおいが取れないのです。

 でもって、専用のグラスで作ったリンゴ酢のモクテルは、不快なにおいもせず、さらりと飲めました。

 丁度良いものがあってよかったです。明日もあのグラスでモクテルを飲もう。

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