二百八話目「トメィトゥとハム」
二千二十五年三月十五日。
おやつの時間。
昼にはうどんを食べたけど、昼下がりにはお腹が減ります。なので、トメィトゥとハムを喰らってみました。
甘いものを食べたい気分だったけど、これ等はこれ等で美味しかったです。
モクテルを飲んだから、食パンも一枚だけ食べておこう。
(食後)
バラバラで食べてしまったけど、もしかしてトメィトゥをスライスしてパンに乗っければ、オープンサンドを作れたのだろうか。
素材でも美味しいんだから、組み合わせたらもっと美味しいかもしれない。
今度は「パンに乗っける」を実行してみよう。
と思いながら、紅茶を淹れる。
ちょっと前だったら、オープンサンドなんて作ったらそれで一食じゃないかと思ってたと思うのです。
だけど、素材をバラバラに食べて「おやつ」だとのたまうのなら、組み合わせて「豪華なおやつ」にしてしまっても良かろうて。
最近知ったユーチューブの動画で、「現実を生きるリカちゃんねる」と言うのがあるのですが。
球体関節人形のリカちゃんが、主に現実のOLとして生活している話です。
家のミニチュアセットを作って、その中でリカちゃん人形にポージングをさせた写真を何枚も撮って、文字表記で台詞を表現して、行動しているように見せているって言う、ちょっとすごい事をしている動画です。
コメント欄に書いてあった言葉では、「人形浄瑠璃」みたいだと言う賞賛が書かれていて、人形を動かして台詞を当てると言う所では、確かにそれっぽいと思いました。
ただし、おいどんのような奴がリカちゃん人形の動画を観てニヤニヤしている…となると、ちょっと危ない人に見えるので、混雑時のバスの中ではその動画は観れません。
唯のOLさんの物語としても、普通に面白んですけどね。
動画内でリカちゃんが使う道具は、全てミニチュアで揃えられていて、それが上手に細かく作ってあるんですよ。
後、面白い点として気づいたのは、リカちゃんの手のポーズが、細かく変わってる所ですね。
多分、色んな手のパーツを付け替える事で表情を作ってるんだと思うんですけど、手のパーツの使い方で、リカちゃん人形が、より一層「人間っぽく」見えるんです。
顔の表情は一切変わってないはずなのに、仕草と台詞表記で「表情が分かる」と言う…繰り返しますが、すごい事をやっている動画です。
因みに、「現実を生きるリカちゃん」なので、どちらかと言うと、リカちゃんの部屋は散らかり放題で、仕事場では上司のブラックさに苛立っている…と言う人物像で描かれています。
生活がキラキラではない所が、なんか親近感。
良かった。おいどんの家は、まだ片付けられているほうなんやって思ったりします。