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溺れるほどカプサイシンを求める日々の日録  作者: 夜霧ランプ
じうさんくぎりめ:三月中旬
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二百六話目「作戦を考えた」

 二千二十五年三月十四日。

 夜間。


 如何に、欠席日数を増やさずに、役所に関する目的の幾つかをクリアするかを考え出しました。

 何とか上手く行けば、一日の間で三つくらいの項目がクリア出来ます。

 もう今月は二回も欠席しているので、出かけ先にもだいぶ迷惑をかけているし、何にせよ…先立つものが存在しなくなってしまう。

 一回目は、この記録にも書いた記憶がありますが、栄養失調で寝込みました。

 二回目が、昨日の火傷事件で今日は出かけられなかったと言う事があります。

 流石に、一ヶ月に三回休むわけには行くめぇ…と思うのですが、どうしても避けられない用事があるので、その時に半日休む代わりに、役所関係の用件を済ませてしまおうと考えたのです。

 当日は、朝早く起きて、体力のある状態で、まず役所に行って、ファーってして、シャーって成ってふぎゃぁあごぉぉおおってなります。猫語は伏字です。

 作戦の成功ポイントとしては、前日のうちに当日の準備をして、ちゃんとしたご飯を食べて、ゆっくりとお風呂に浸かって、よく眠れば良いのか。

 次の日に朝早く起きれないと、成り立たない作戦なのです。何と戦うのか。おいどんの怠け心とですね。


 そして、飯のほうの作戦ですが。一週間三千円生活は、見事に大破しました。コンビニに通うんだったら、一週間の食費が三千円では足りませんでしたね。

 実質、一万円生活をしようとしていたことになるので、そりゃぁ…普通に生活している人には無理だと思うのです。

 食費だけじゃなくて、日用品代とか、医療費とかも発生するし、それ等を含めると、一万円はすぐに消えます。

 純粋に食費だけ一万円で済ませる…と言うのなら、お弁当を作ったほうが良いのですが、生憎、其処まで自分に丁寧に成れない。

 それとも、油紙で包んでフライパンで蒸すだけで作れると言う、朝食の作り方でも覚えましょうか。

 朝ご飯をしっかり食べていれば、あるいは昼ご飯が軽くても生きていられるかもしれない。いや、朝ご飯で全部食べてしまわないで、お弁当用の具材を取っておいて、弁当の詰めてしまえば良いのか。

 何より、そのフライパンで蒸すだけで作れる朝ご飯と言うものが、とても美味しそうなのです。

 カボチャのマッシュや、ニンジンの胡麻和え、ほうれんそうのお浸し、ミートボールに、茹で卵。

 仕込みとかは大変そうだけど、加熱調理の段階は十分間で済むんですって。

 何より、カボチャと人参とほうれん草が、今食べたい。

 そんな今日の夕飯は、卵入りカップラーメンでした。栄養が足りない。

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