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溺れるほどカプサイシンを求める日々の日録  作者: 夜霧ランプ
じうさんくぎりめ:三月中旬
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二百四話目「皮膚は焼かれど腹は減る」

 二千二十五年三月十三日。

 時刻は夜。

 二十時と言う、だいぶ良い時間です。

 火傷のほうはどうにか対処できたので、報告の文章を書いていました。

 そしたら、全く元気な胃袋さんは、「ねぇ。空っぽなんだけど」って言う意見を言い出しました。

 いや、あなた、さっきヨーグルトを一箱食べたじゃないですか。

 と思ったけど、何か温かくてしょっぱい物が食べたいのは確かです。

 夜長をするためにも、深夜にならないうちに夜食を食べておきましょう。

 布団の中に保冷剤を持って入らなくても良いように、今日はちょっと長めに起きていたいのです。

 いつも二十一時台か二十二時台に眠る生活をしているので、普段だったら二十時台に何か食べたりしないんですが、今日は仕方ないという事で、かけうどんを食べました。


 思い返せば、朝ご飯は、食パン二枚。

 十時前のおやつにジャスミン茶とカニカマ。

 昼ご飯は、アンチョビ味のブロッコリーとキャベツのサラダ。そして、ピーナツ一袋と、アイスクリーム一個。

 夕ご飯は、プレーンヨーグルトに砂糖を十五グラム入れたもの。

 夜食にうどん。

 炭水化物に始まり、炭水化物に終わっている。糖質制限はどうした。

 普通は食事の前に飲むものらしいけど、これからリンゴ酢のモクテルを作って飲みます。

 (酢を大さじ一杯。水たっぷり。撹拌。飲む)

 すっきりしたけど体が冷たくなってしまいました。

 お湯に飴ちゃんでも溶かして飲んでみましょう。

 本当に、食べるものをほとんど食べないで飲み物ばっかり摂取しているのですよ。

 こんな事で体力は取り戻せるのかと言ったら、取り戻せているから人間ってすごいですよね。

 なんだかんだ言って、今週はちゃんとサラダチキンを食べたりチーズを食べたりしていましたしね。

 お昼ご飯がしっかりしていれば、朝と夕は軽くても大丈夫みたいです。

 プレーンヨーグルトを一箱食べるのは、軽い食事と数えられるのかは分かりませんが。


 どうせ起きていなけりゃならないなら、明日の朝に食べるプリンでも作っておきます。

 プリン液を作るだけでも、最低四十分はかかるので、その間にお腹の火傷には冷えていてもらおうかと。

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