二百二話目「酢を飲むと体が柔らかくなるとか言う話」
二千二十五年三月十二日。
夜。
すごく昔から聞くのですが。酢を飲むと体が柔らかくなると言う話を。
お酢の効能をググってみた所。
「血圧の低下」「肥満への効果」「食後血糖値の上昇抑制」「疲労回復」「胃腸の動きを促す」「肝臓の働きを助ける」「血液をサラサラに」「殺菌作用」「食欲不振や消化不良の改善」
と言う効果が期待できるそうです。
体が柔らかくなるとは一言も書いてなかった。
そして、「酢 体が柔らかくなる」でググってみたところ。
「体は柔らかくなりません。それは迷信です」と、きっぱり書かれておった。
迷信だとは知っていたけど、なんで、そんな迷信が発生したんでしょうね。
お酢を肉にかけると柔らかくなったりするんだろうか。
お酢を飲むと言う習慣については、概ね良い効果があるのですが、「歯を溶かす」と言う副作用があるので、水で薄めて飲んだほうが良いです。
そもそも、スプーン一杯であれ、ストレートの酢を飲むって、かなりきついでしょうし。
リンゴ酢が気に入ったおいどんは、朝と夕にリンゴ酢モクテルを飲んでいますが。持続して飲んでいると、何故だか無性に飲みたくなるのです。
飲んだ後で気分がすっきりするとか、体の調子が良くなるとか、そう言う些細な変化を察しているのだろうか。
現在、色んな食品売り場とかで販売されている「飲む酢」のほとんどは、蜂蜜などの糖分が入っているので、あんまり「体の調子を整えたい」とき向けではないような気がします。
リンゴ酢は、百パーセント林檎果汁で作られています。だけど、甘くはないです。糖質は全然含まれてないので、最初は大さじ一杯をコップ一杯の水で溶いても「酸っぱい」と思うでしょう。
ですが、飲み続けるうちに、その酸っぱさと刺激と薬効効果が、定期的に欲しくなってくるのです。
時々、炭酸水でも飲んだように、口の中が痺れるような感じがします。その刺激は、毎回起こるわけではないですが、口の中に刺激的な物が入ってきたと言う感覚は、飲み応えとしては良いものです。
酢を飲み続けると、汗のにおいが酸っぱくなると言う変化も起こるそうですが、おいどんとしては今の所、汗のにおいがきつくなったとは自覚してないです。
元々、最初にリンゴ酢を飲んだ時に、「これ、汗のにおいがする」と思ったくらいなので、元からおいどんの汗は酸っぱいにおいなのかも。
飲むときに、酢のにおいが気になるのなら、ハーブや香料を入れてみましょう。おいどんの好みとしては、シナモンがおすすめです。
市販のシナモンは粉になっていることが多いですが、コップの中の酢水と混ぜても、溶けたりはしません。飲み残りのシナモンの痕跡がコップにくっつくので、モクテルを飲んだ後はよく洗い流しましょう。