二十話目「二時間だけ丁寧に暮らす話」
二千二十四年十二月一日。
現在十五時。
おやつの時間に夕飯を食べたので、夕飯の時間にお腹が空いたら、プロテインを飲みます。
創作活動を始めようにも、生活の事を置いたままでは……月曜日に社会人として復活出来なくなる。
これから二時間の間を掃除や食器洗いや洗濯に費やします。
家事をする時間にあてるって事ですね。
洗わなきゃならない皿や洗濯物が残っている時点で、「丁寧」ではないのではないか? とも思う。
「丁寧なつもり」で、自分の面倒を看ましょう。自分の世話を焼きましょう。
(丁寧なつもりで四十分後)
洗濯機を回して皿洗いを完了し、一度ゴミを捨てて来ました。
そして家に戻ってみると……お菓子のような甘い香りが。ディフューザーが置いてあるけど、甘い香りがする類のディフィーザーでは無かった記憶があり。
そうなると、洗濯洗剤の香りだろうか。
一頻り掃除が終わりました。そして、家に入って来た時の、香りの正体が分かりました。
洗濯洗剤類の「花の香り」が寄り集まった匂いを、「甘いお菓子みたいな匂い」に感じていたらしい。
卓上モップで埃取りをしている時に気付きました。
卓上モップは商品名を「ハンディモップ」と言います。安いものなら百均で売っています。「ちょっと気になった時にすぐ埃を拭ける道具」として便利です。
一リットルのお茶を飲み干し。五百ミリリットルの水を飲み干し。時間は十六時五十分に成りました。
十七時に成ったら、とりあえずプロテインを飲んで。作業を始めましょう。
二千二十四年十二月二日。
昨晩、作業を始めて何分かしてから、何か疲れたな、体が冷えてるのかも知れない、と思ったのです。
比較的暖かい場所に置いてある、サブパソコンで文字を打とうとしましたが。
ウィンドウを開いただけで、へなへな……と成って、パソコンを閉じてしまいました。
たぶんその日一日で費やせる「言語野活動許容値」を越えたんでしょうね。
今日になって、一日の日中活動を終えてからは、えらい文字書きがスムージングに進むので、調子に乗ってました。だけどもう眠る時間です。
本日の飯ぃず。
朝、チーズと食パンと緑茶。チョコレートロールケーキとパウンドケーキ一切れ。
昼、七味唐辛子入りカップきつねうどん、おにぎり。
夕、チョコレート一箱と紅茶。
昨日から量を食べているので、たぶん太っているはずです。
体重が増えていないと筋肉を消費している事になるので、そっちの方が恐ろしい。
痩せないで我。