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溺れるほどカプサイシンを求める日々の日録  作者: 夜霧ランプ
じうにくぎりめ:三月上旬
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百九十三話目「焼き立てのトースト」

 二千二十五年三月九日。

 朝三時台に起きました。昨日は十時前に眠ったのですが、十時台、翌一時台、二時台、と起きてしまったので、三時台に起きた時に、眠ることを諦めました。

 とりあえずお腹が空いているようなので、チーズを二つと飴ちゃんを食べ、コーヒーを飲み。

 それから、アナログノートに文字を書きながら考え事を少々。六時半が近くなってきて、再びお腹が減り始めました。


 フライパンで目玉焼きとトーストを作り。目玉焼きは塩コショウ味。トーストに至ってはバターも無しで唯フライパンに置いただけ。

 トーストが先に焼きあがり。目玉焼きが出来るのを待っている間に、トーストを食みます。香ばしくてとても美味しい。

 トーストを食べ終わった頃、目玉焼きが出来上がりまして。しっかりと食む。シンプルな味付けですが、十分美味しいものです。

 再びコーヒーを飲み。お湯も飲み。

 とても満ち足りた所で、朝の七時になろうとしています。

 今日はなんであれ、新しいDAWの使い方を実践していかなければならないのです。昨日眠る前からその予定で今日を過ごすことにしていました。

 コードを打ち込むとか、そう言う事では、あるのか。

 基本設定を覚えて、コードを打ち込んで、実際に音を吟味してみると言う所まで運びたいですね。

 あ。七時だ。


 (四十五分後)

 一通りの基本設定が分かってきました。同時に疲れてきました。人間が一度に集中できる時間は守ったので、休憩しましょう。

 

 (三時間後)

 実際に音を聞きながら打ち込んでみると言う事がちゃんと出来ました。幸先は順調です。後は…一年間で鈍り切った音感を取り戻せるかどうかかな。

 適当にピアノロールエディタを打ち込んでみた時に、すごく平凡な音階しか書けなかったので、だいぶ生みの苦しみを味うことになるでしょう。

 練習の段階でキレッキレな音階を打ち込むのも嫌ですけど。


 (八時間後)

 すごい勢いで、打ち込みの方法を猛勉強しております。ドラムパートを書いて、音を出す所までたどり着きました。最初に打ち込んだのは、もちろんエイトビート。

 何より、打ち込んだ音が耳で聞けたときの爽快感がたまらない。調子に乗ってハットを連続で売ってみましたが、気づきました。

 十六ビートの時は、スネアとハットは一緒に叩けないんだったんじゃないか? と言う事を。

 そうだよね、人間は腕が二本しかないものね。確か、ハットのペダルを踏んで拍を鳴らすと言う技があったような気がするのですが。それはどうやって打ち込むのだろう。

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