百九十話目「飢える」
二千二十五年三月八日。
朝、起きれず。昼、起きれず。空腹だけは分かる。
空腹と渇きによる苦は分かる。だけど眠っていたい。
吐き気がしてきて頭が痛くてどうしようもない。
頑張って喉を動かさないと、唾液すらも飲めない。
喉の渇きが限界に来て、白湯を飲む。眠りなおす。
何か食べれば良い事は分かるが、何か食べるより眠ってしまう。
何故だ。
昼下がりに起きて、お魚のハンバーグと飴ちゃんを食べてから、買い出しに行ってくる。
帰って来てから、ずっと前からとってあるハムを食べる。賞味期限が近くなっていたのです。
眠っている間に汗をかいて、血中の塩分濃度が低くなっていたらしく、しょっぱいハムが美味い。
ついでに、買ってきたばかりの六ピースチーズも二個だけ食べる。
それから、プレーンヨーグルトに二十グラムくらいの砂糖を入れて食べる。ザリザりするけど美味しい。
卵や牛乳も買ってきたけど、どうしてもカット野菜を買ってくるのを忘れてしまう。
カット野菜が三百円くらいだとして、二袋くらいは買えたと思う。
そんな今週末の買い出しの出費は、約千七百円。
袋茹でうどんがすごく安くてびっくりした。何気に、カップ麺や食パンより安いのです。
そのお値段…三十円未満。
五袋くらい買ってきたので、どうにかしてこれ等で「くたくたのうどん」を作れないか試してみましょう。
塩分が足りなくて頭が痛いときは、奴の出番です。
それは…出汁つゆ。
今日はお湯割りにしてみました。飲んでみて、美味しいくらいの濃さに薄めます。
そしてごくんごくんと飲んで行くと、不思議なことに…頭痛は消えました。
塩分って大切ですね。