表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
溺れるほどカプサイシンを求める日々の日録  作者: 夜霧ランプ
じうにくぎりめ:三月上旬
179/300

百七十九話目「昼下がりのモクテル」

 二千二十五年三月二日。

 十三時五十三分。

 天気、晴れ。気温、結構温かい。


 リンゴ酢とシナモンパウダーの、何時ものモクテルを作る。飲む。酸っぱい。美味い。

 どうしてもリンゴ酢のにおいを「汗のにおい」だと思ってしまう。飲むときは少しきついが、香りさえ誤魔化せればそこそこいけるのだ。

 ここ数日間、料理をしていない。目玉焼きを焼くくらいしかしていない。

 だが、今日は、カット野菜とハムとコンソメと塩コショウで、スープを作ろうと計画している。

 今まで、コンソメで野菜スープを作っても、コンソメと野菜が「調和」していたためしがないのだが、何とかして「唯のしょっぱい野菜鍋」を、美味なスープにしたいものだ。


 小腹が空いて食パンを喰らう。それから、バニラエッセンスを混ぜた冷たい牛乳を飲む。

 バニラエッセンスを入れた牛乳は、コールドだと「アイスミルク」みたいに感じる。アイスミルクと言うのは、「M〇w」シリーズのような、アイスクリームの一種のこと。

 ホットじゃないと香りがしないと思ってたけど、これは夏になっても美味しく飲めるかもしれない。バニラ入り牛乳。エッセンスを入れてから、掻き混ぜるのを忘れないように。

 そしてインスタントのコーヒーで、昼ご飯兼おやつはフィニッシュ。


 最近、夜中に帰ってくることが多いので、バスの車窓をずっと見ている。

 昼間とは見えるものが違うためか、結構面白い。

 昼光では見えにくい、ショーウィンドウの中とか花屋や服屋等のお店の内装がしっかり見える。

 鏡がテーブルの前に置いてあって、美容院のようにも見えるけど、奥にカフェスペースがあるような様子の、内装はとても粋なお店を知っている。

 本当に美容院なのか、それともメイクサロンとかなのかは、今の所分からない。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ