百七十六話目「ワードローブと言うらしい」
二千二十五年三月一日。
ずっと欲しがっていた家具の名前を知りました。
タイトルにも書いてありますが、ワードローブと言うらしいです。
短く説明すると、棚のついている、隠せるハンガー掛けの事です。
隠したいごちゃごちゃした小物をすっきり片付けて、なおかつ埃のつかないハンガー掛けの役割をしてくれるもの。
確かにそれは僕の求めていた家具だけど、通販の画面で見てみたところ、割と大柄な家具なのです。
今、洗濯物干しだと思っているハンガー掛けとその隣にあるスチールラックをもっと上手に使う方法が見つかれば、「ワードローブ」もいらないかもしれないのです。
が、常に洗濯物と言う「日常の中で移動するもの」が欠けられているハンガーラックは、衣服の保存には適しません。
だからこそ、衣服をハンガーにかけたままで保存できる家具が欲しいのです。
今日は買い出しに行く日ですが、ついでに家具コーナーに良い感じの「食器棚」と、さっきから書いてる「ワードローブ」がないかを見てきます。
あれ? 食器棚を買うと言う事は、今、食器棚にしているカラーボックスが空くから…そのカラーボックスに「引き出し箱」を入れて小物を片付けるようにすれば…必要なのは、追加のハンガーラックだけで済む?
だけど、服の保存は…まぁ、綺麗に折りたたんで衣類の収納ボックスに入れてしまうと言うアイデアが無くもない。
よし。食器棚を探しに行こう。
目的が一気に変わってしまったけど、扉付きの食器棚を探そう。
問題は、食器棚にしていたカラーボックスがだいぶ傷んでる事だが、磨いて消毒すればきれいになるだろうか。
だけど…美しいおうちのほぼ真ん中に、ボロボロのカラーボックスがあっても良いのだろうか(しかもハイな緑色の…)。
それだけは悩む。それに、カラーボックス大の小さい食器棚なんて、見つかるだろうか。どっちかと言うと、シェルフとかのジャンルで探したほうが良いかもしれない。
まずは見てきてから考えよう。
(見てきた)
考えていますが。古びた棚に籠を押し込めるより、一個だけでも丸っと新しい家具が欲しいのです。贅沢かもしれないけど、ちゃんとした家具が欲しい。
デパートの家具コーナーに良い家具はなかったので、家具屋さんに行く必要があります。
三月の末くらいにニ〇リに家具を買いに行こう。売り切れていたらどうしよう。