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溺れるほどカプサイシンを求める日々の日録  作者: 夜霧ランプ
じういちくぎりめ:二月下旬
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百七十三話目「大量に食べたと言う自覚はある」

 二千二十五年二月二十七日。

 朝、ギリギリまで眠っていて、起きて牛乳とトマトだけ食べて、着替えて出かけた。

 昼、水餃子のスープとチョリソードックとピーナツを食べた。ジャスミン茶を飲んだ。

 昼下がり、飴ちゃんを食べて大量の水道水を飲んだ。少なくとも三リットルは飲んだ。無糖の紅茶も一リットル飲んだ。

 夕、リンゴ酢のモクテルを飲み、目玉焼きを三個食べた。


 十八時四十九分現在、体重を測るのが怖い。


 味覚のほうとしては、水餃子は不正解。パンは正解。ピーナツは「そう言う事じゃない」。ジャスミン茶は「えー?」。飴ちゃんは「緊急事態」。水は「幾らでも必要」。無糖紅茶は「仕方がない」と言う事らしい。

 とにかく、味覚としては炭水化物が食べたいみたいですね。

 だけど、此処で炭水化物を食べてしまうと、疲れない体を作るために糖質制限をしてきた意味がなくなるのです。

 そして何故か現在、リンゴ酢のモクテルのお代わりをしている。シナモンまみれの酢水が美味しい。


 今日はこれから、風呂に入って、鼻うがいをして、いつも通りに顔面の保湿をしてから、眠りにつきます。

 でもって明日は、朝から準備を万端にして、朝ご飯には豆腐を食べて出かけます。酢水も飲もう。

 お昼ご飯は、サラダとチーズとしょっぱいパンにしよう。クルミパンが売っていれば良いのに。

 夕飯は、ちゃんと植物と蛋白質を買ってくること。牛乳とトマトとじゃがいもを買ってこよう。コンビニで手に入るジャガイモは…ポテイトゥチップスやな。

 食料の他に、入浴剤も買ってくること。ええ香りのお風呂に入りたい。もう、カルキくさい湯舟はつかりあぐねたの。


 余りにお腹が空きすぎて、新しい飲み物を開発しようとし始めた。

 カップに、チョコレートソースをたっぷり入れて、バニラを一滴入れて、オレンジの飴ちゃんを入れて、お湯を注ぐ。

 飴ちゃんが溶けたら、オレンジピュールっぽい味になるはず…と、予想している。成ってくれなきゃ嫌だ! 成ってくれなかった泣く! 泣きながら、なんだか訳わからんチョコレートっぽい液体を飲む!

 …オレンジピュールには成らなかったけど、ホットチョコレートになった。これはこれでうめい。そして、あちい。

 カップの液体をどんどん飲んで行ったら、底のほうでオレンジピュールっぽい味に出会った。どうやら、オレンジ果汁は沈殿していたらしい。混ぜたら美味しいオレンジピュール味になった。

 このモクテルのレシピも覚えておこう。

 カップの底に残った飴ちゃんを食ったら、体中に染み渡るように美味い。体が温まって、関節が柔らかくなるような感じがする。みかんってすごいな。

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