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溺れるほどカプサイシンを求める日々の日録  作者: 夜霧ランプ
じういちくぎりめ:二月下旬
172/300

百七十二話目「お昼ご飯が足りない」

 二千二十五年二月二十六日。

 いつも通りに、サラダチキンとサラダを食べました。足りませんでした。だけど、何が足りないのか分からない。

 とりあえず、甘いココアと甘い紅茶と甘いコーヒーを飲みました。全部砂糖が入っている物です。糖質制限が守られてません。

 だけど、それらを飲んでもまだ足りないのです。

 自販機で買った無糖紅茶を、ほとんど一気に飲んだ後、給湯室でペットボトルに冷水を汲んで、飲みました。

 だけど足りないのです。

 結局、飴ちゃんを食って、水で腹を膨らませる事で満腹感を得ました。

 糖質制限を始めてから数日経過しますが、いよいよ炭水化物が足りなくなってきたんでしょうか。

 朝に半斤の食パンを食べたと言うに。


 そんな事を考えていたら、ついに空腹が限界を迎えました。

 パンの袋を手に取る、残しておいた半斤の食パンを喰らう。美味い。これや。これを求めていたんや! ってなった。

 満ちる胃袋。満ちる体温。予め酢を飲んでおいたのは正解だった。今の暴食で、絶対血糖値上がったから。

 昨日買った四百円の高級食パンは、「ヴィ・ド・〇ランス」の、「イギリスパン」と言う、山高の食パンなのですが、最初食べた時は「ミミの所が硬くて、フランスパンみたいだ」と思ったのです。

 ですが、焼き立ての状態から一日置いて、蒸気が全体に行き渡った状態で食べると、ミミがちょっと柔らかくなっていて、生地もしっとりしていて、何とも美味しいのです。

 イギリスパンと名付けられていると言う事は、イギリスのブレッドを再現したと受け取っても良いのか、それとも、「イギリスのイメージの食パンです」と言う事なのか。

 とりあえず、美味しいブレッドであったことは確かです。

 お近くの「ヴィ・ド・〇ランス」に、イギリスパンがあったら、お勧めします。焼き立てだった場合は、しっかり袋の中で保湿してから食べると、食べやすくなって美味しいでしょう。


 炭水化物を食べたことにより、緩やかにドーパミンが出てきたみたいです。久しぶりにうっとりしている。眠い。

 気分は眠いけど、眠りたいわけではない事は分かっています。ただ単に、リラックスしているだけなのです。

 人間の体は体内でグルコースを作れる…と聞きましたが、グルコース(糖分)を作るためには炭水化物が必要なんでしょうね。

 それは分かっていたし、「本当に炭水化物を摂らないで大丈夫かなぁ」と思ってたし、糖質制限中でも、全然炭水化物を摂らないでいるわけにはいかないと言う事も分かりました。

 植物、蛋白質、炭水化物…の順番で摂取すれば良いわけだし、サラダとチーズとしょっぱいパン(もしくはおにぎり)を食べれば良いのか。

 念のために、朝から酢の水割りを飲む生活も続けよう。何か体に良い作用があるかもしれない。血液の状態が改善されることを期待して、ピーナッツも食べよう。

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