百五十八話目「美しきおうちを目指す」
二千二十五年二月二十日。
いつも通っている整骨院の近くに、すごく大きいお屋敷があります。ずっと、すごく地主さんなのかな? と思ってたけど、もしかしたらお寺さんかもしれない。
あの大きさを考えるのなら、確かにお寺っぽい。
朝に起きて、作り置きのご飯がないとき。目玉焼きを焼きました。三個も焼きました。だけど、久しぶりに眠たい欲が勝って、目玉焼きを焼き中に眠りなおしました。
だけど、ちゃんと出来上がったタイミングで起きれたのです。五分間スヌーズは偉大ですね。
ご飯の話をしたいところだけど、まぁ、いつも通りの記録になるので、まずは…僕が今、存在しているおうちの中を「美しくする」と言う、些末な計画についてを記します。
とりあえず、今の所の、美しいおうちに関する自分の想像と現実を箇条書きにします。
美しいおうちには、飴ちゃんの袋ではなく、キャンディージャーがある(済)。
美しいおうちには、写真立てに写真が飾ってある(済)。
美しいおうちには、隠す収納のための美しい箱がある(足りない)。
美しいおうちにある機材は、埃がついていてはならない(気をつけよう)。
美しいおうちを照らす電力は、最小限で良い(心ならずも済)。
美しいおうちの中は、バニラの香りがすると良い(がんばろう)。
美しいおうちのキッチンには、扉のついている食器棚がある(未)。
美しいおうちには、扉や引き出しを備えた、良いデザインの棚がある(未)。
一つ思い出したのですが、バニラの体臭がする人間って、内臓(確か肝臓)が悪いと言う事らしいです。
そんなことは置いておいて。
美しいおうちについての条件は、どんどん増えていくと思います。
気づけば、今まで、テーブルや机以外の家具と言うとカラーボックスしか買ったことが無かったのです…。おいどん、これでも一人暮らしなのに。
もっとオッシャレ~な感じの家具を置きたい。組み立て式で良いから良い家具が欲しい。
でも、その前にパソコンを買わなければならない。
しばらく、おしゃれな家をイメージしながら、貯蓄に励みます。