百五十一話目「血糖値スパイクを体感」
ちょっと前に、糖質と炭水化物を凄く避けている女性が、何故そんなに糖分を嫌うのかの理由で、「血糖値スパイク」と言う現象が起こるからだと説明されていたんですよ。
簡単に言うと、甘い物や炭水化物を食べると、血糖値が一気に上がることで、インスリンが過剰に放出され、インスリンの作用で一気に血糖値が下がるんですね。
そうすると、血糖値が一気に下がった時に、眠気や疲労感を感じて、人間はぐったりしてしまうと言う事でした。
その話を聞いたときは、「そんなもんかなぁ?」って思っていたのですが、実際に「糖分の多い食べ物」を食べた後で、うっとりしたり眠たくなったりだるくなったりは…するよって、ここ数日で気づきまして。
今まで、眠気覚ましのために飲んでいたミルクコーヒーも、たっぷりとお砂糖が入っていましたし。
カップラーメンを食べた時も、おにぎりを食べていましたし。
今日も、家に帰ってきてすぐにあんぱんを食べたのですが、食直後からすごくだるくなりました。
消化中は胃袋の中に血液が集中しているせいもあるとは思いますが、あの眠たさとだるさが血糖値スパイクの影響なのだろうか。
せっかく何かの気づきを得たのと、今さっきカレーを作ったので、ちょっと実験してみます。
明日の朝はカレーを食べて、牛乳とストレートのコーヒーだけ飲んで出かけること。カレーのお代りは自由。ただしパンとご飯を食べてはいけない。
ジャガイモは、野菜なのでありとします。
おやつはもちろん無し。甘くないお茶を飲もう。
お昼はコンビニのサラダとサラダチキンを食べること。
三時のおやつは無糖の紅茶を飲んでナッツでも食べよう。
で、家に帰って来てから残ってるカレーを食べつくすこと。
このループを一巡してみて、食直後の眠気と疲労感が発生しないかを試してみます。
かつてのように、お腹が減りすぎて、家に帰ってきた途端、「もうだめだ。このまま塵と化して消えてしまうんや」って言う状態にならないで居られたら、血糖値スパイクを避けるのは健康的だと言う事にしよう。
だけど、そんなに長期間続けられる健康法ではないかも。安くてお腹を満たすものと言うと、炭水化物を食べることになりがちなので。
甘い物の代わりにナッツを食べれば良いと聞いたけど、糖分を油脂に置き換えたら、体にどんな影響が起きるかもよく分からない。
しばらくの間は皮膚が油っこくなって、確実に太ることは過去の体験で分かっているが。