十三話目「十一月二十四日:グリーンティー」
前日の二十二時台に眠ってから、今朝は存在せず、昼も存在せず、十五時台に起床しました。
起床時のご飯として、ジャム付きパンとウィンナーを食べました。もっと植物が食べたい。サラダとか食べたい。サラダを食べあぐねたい。(○○あぐねる=○○をするのが嫌になる)
ビタミンを求めて飴ちゃんを食べています。
「思ったんと違うけど、これでも良いか……」と、脳は納得してくれました。食物繊維が足りないので胃は納得していないみたいです。
そんな時は! 緑茶を飲もう! 水溶性食物繊維を! 摂ろう!
と言うわけで、グリーンティーを淹れています。茶器はあるのですが、冷蔵庫に封印したまま使って居ないのです。
何故、茶器を冷蔵庫に封印する事になったのか。それは恐ろしすぎて文字に記せません。
と言うわけで、夏に麦茶を作る硝子の水差しが耐熱性なのを良い事に、水差しで緑茶を淹れています。紅茶を入れる時も、時々この水差しを使います。
何かのウェブの記事で、「紅茶を水で入れると雑菌が繁殖して体に悪くてなんたかかんたら」と読んだので、実際に水で紅茶を淹れてみた事があります。
雑菌のせいか何かは分からなかったけど、飲んでみた時に、「イガイガっぽい喉の痛み」があったので、確かに紅茶は水で淹れないほうが良いな、と納得しました。
よっぽど暑い日で無ければ、ほんのり温かい、まあるい味のお茶が飲みたいではないですか。
駅の中の輸入雑貨やさんに、良いお茶が置いてあります。主に紅茶やハーブティーです。香りが良くて飲み口も美味しいのですが、紙包装なので長く置いておくと香りが飛んでしまいます。
遥か昔、香りの飛んでしまった状態のアールグレイを、飲んだことがありますが、芝のにおいがしました。ほんのりと畳の移り香がしている、芝です。
まぁ、植物ですから。付けてある香りが飛べば「乾いた草」のにおいにもなるでしょう。
だけど、誰も好き好んで、芝味のお茶を飲みたくないと思うので、紙包装タイプのお茶を買ったら、早めに飲み切ってしまいましょう。
熱湯でじっくり入れたお茶は美味い。丁寧な暮らしをしているふりをする。
「丁寧な暮らしと言うものは、日常の事に時間をかける生活である」と、AIが教えてくれました。
日常に時間をかけられるんだったら、小説など書いておらぬ。と思ってしまう。
小説だって、毎日書いてれば日常じゃないかと思えば良いのでしょうか。
じゃぁ、丁寧に……ストックを書きためます。