表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
溺れるほどカプサイシンを求める日々の日録  作者: 夜霧ランプ
はちくぎりめ:一月下旬
114/300

百十四話目「ティキンカレーを作る」

 鶏モモ肉のぶつ切りを買ってきました。どのように扱えばいいのかさっぱり分からないけど、予め切ってあった物が売っていたのでそれを購入しました。

 カレーの作り方もだんだん覚えてきたので、ざっくりした流れ以外は自己流で作ってみました。

 まず、鶏もも肉にシーズニング(塩コショウ)をし、冷蔵庫へ。

 それから、ニンジン一本とじゃがいも三個と玉ねぎ一個を取り出して、とんとんとんとんと切っていきます。

 基本的には「カレー煮つけ」を作ろうとしているので、具材は大きめに来ます。あんまり具材が小さすぎると、三日目くらいのカレーは見れたものではなくなります。

 玉ねぎはでろんでろんになり、ニンジンはふにゃふにゃしていて、ジャガイモはほとんど消滅します。

 なので、繰り返しますが、野菜は大きめに切ります。

 で、切った野菜をよけておいて、まず、フライパンで鶏肉をバターで焼きます。皮目から先に焼くと良いとどこかで聞いた覚えがあるのでそうしました。

 鶏肉の表面が白くなってから、肉をフライパンから皿とかに出しておきます。この時、せっかく滲み出しているバターと鶏の脂が混じっている液を捨てちゃわないように気を付けましょう。

 バターと鶏の脂の液体で、野菜を炒めます。

 玉ねぎ、にんじん、ジャガイモの順番で入れてみました。菜箸でかき回しながら、全体的に熱されるように努力します。

 で、ある程度「ええ感じ」になってきたら、鍋に野菜を移します。フライパンの中にあるバターと鶏の脂をの混じった液体も、全部鍋に移します。

 水を七百ミリリットル入れて、煮始めます。

 一煮立ちしたら、コンロを止めてカレールゥを投入。カレールゥをちゃんと煮汁の中に沈めてから、コンロを点けなおして蓋をしてコトコト煮詰めます。

 煮詰まってきたら、カレールゥがちゃんと溶けていることを確認して、火を止めます。

 後は明日の朝を待つだけ。

 カレーと言うのは、僕の家ではそんな食べ物として生産されます。明日の朝は、とっくりとカレー味に煮詰まった野菜と肉を貪りましょう。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ