表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
溺れるほどカプサイシンを求める日々の日録  作者: 夜霧ランプ
はちくぎりめ:一月下旬
109/300

百九話目「食べたものがほとんどない」

 昨日、風呂上がりに体重測定をしたら、三、四キロ太ってた。

 おー、すげー。多分水分で太ってるんだろうけど。と思っていたら、次の日(つまり今日)、起きられず。

 ご飯を買いに行く気、ご飯を食べる気、掃除をする気、洗濯機を回す気、起きず。

 ただひたすらお布団にくるまっていたい。

 正午に、一度起きようかと思って布団から出るが、「起きて一体何をするんだい?」と言う所が思い浮かばず。

 昨日二十二時台に眠って、今日十六時台に起きる。十八時間眠る。そしてようやくすっきり。

 今まで、安楽な睡眠が足りなかったんでしょうね。眠ってる間ずっと寒くてつらかった分、柔らかくて暖かいお布団の中が幸せだったんだろう。

 睡眠を無駄な時間だと思ってはいけないけど、昼間の時間を全部費やすほど眠ってなくて良いだろう。


 今日はほとんどご飯を食べていない。つまり、このエッセイに書くことがほとんどない。

 辛うじて、正午に起きた時に、食パンを二枚食べ、十六時に起きた時にイチゴジャムを食べたんですが、特別「美味しい」とは感じなかった。

 食パンのほうは少しは美味しかったけど、昨晩甘いドリンクを飲みすぎたせいか、イチゴジャムが残念な甘み。

 甘くないコーヒーが旨い。

 何の具材もルゥもないのに、スープが飲みたくなった時。出汁つゆをお湯で薄めて飲む。体の中の塩分濃度が丁度よくなって涙が出てくる。


 首肩ツボ押し健康器具で、いつも痛いツボを押す。今日も多少痛い。だけど体が温まっているためか、いつもみたいに「えぐるように痛い」わけではない。

 豆腐を食べる。味がなくても食える。特別美味しくも不味くもない。せめて温めればよかっただろうか。

 春が来たら桜を観に行くのは毎年恒例行事である。桜が咲く前には桜餅も食べる。今年は一パック二百幾らのじゃなくて、和菓子屋さんのちゃんとした桜餅を食べたい。

 収入が潤っているためか、少しだけ贅沢がしたくなっている。

 一パック二百位くらいの桜餅も、美味しくないわけではない。だけど、ちゃんとしたお菓子屋さんに行けば、前日の「ベーカリーのサクッと柔らかいパン」みたいな、素敵な出会いができると思ってしまっている。


 目玉焼きを三つ焼く。塩と一味唐辛子をかけた。蒸し焼きは上手く行った。しかし、一味と卵が合わない。胡椒にすればよかった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ