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溺れるほどカプサイシンを求める日々の日録  作者: 夜霧ランプ
はちくぎりめ:一月下旬
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百六話「温泉に入っている夢を見る」

 冬用掛布団の効能ですが、とても有効でした。

 手足がずーっとポカポカしていて、眠ってる間に、温泉に入っている夢をずっと見ていました。

 結果としては、買ってよかったものに含まれることになります。

 これからも、お布団を信じよう。お布団は裏切らない。いつでも柔らかくて暖かい。

 今まで、すごく自家発電(体温)で、薄い布団を温めていたんだろうな…と思うと、眠っている間に痩せていく理由が分かりました。

 やっぱり、冬用のお布団は必要なのです。

 ついでに膝掛とかほしい。


 昨日、すごく簡単な難しい事を書いてから思ったんですよ。

 おいどんは、「スマホばっかり見てないで周りを注意してみてほしい」と言う意見を述べたのだから、それで良いじゃないかと。

 イマージナリーアザーズ(イメージの中の他人?)に話しかけてがっかりして、さらに酷い事を考えてしまって疲れてしまわなくても、良いじゃないかと。


 なんか、会話をすることの有効性って言うのをあんまり信じられないんですよ。

 僕の価値観の基本が歪んでるんだと思うんですけど、子供は殴れば言う事を聞く、っていう家で育ったんですね。

 要点だけ書くと、「母親ヒス持ち」「父親粗暴」「爺共感力ゼロ」「婆苦労人」「兄口先三寸」「妹足手まといお嬢様」って言う…鉄板ネタみたいな環境で育ちました。


 そんなわけで、基本的に「血のつながった親族」とか、「想像上の平均的他者」を信じられないんですよね。

 小説の登場人物とかで、人格や性格や行動パターンとかが思い浮かんでいるなら、その登場人物を肯定的に見ることはできるんですが。


 基本構造がそんなだと、明るく未来を夢見れるビームは出せないので、ちょっとした事で、心の薄暗い所がチラ見えしてしまうのです。

 そんな薄暗い心を見せたら、他人様は嫌な気分になる…と思ってるので、なるべくぬるりつるりとかわしているのですが、疲れてしまって心がシナシナになると、僕の心理状態も悪化します。

 だけど、そんな話、読みたくないっしょ?

 僕が鼻で笑って思い出してても、読んでる人には文字しか伝わらないんだから。

 僕も、温かいお風呂に入って、温かいココアを飲んで、温かいお布団に入って、健やかに睡眠をとりました。気分は最高です。って言う文章を書きたい。

 実際、今は生活が整っていて、然程実生活で困ってるわけではないので、十年後を夢見れるようになりました。

 これからもぼちぼち頑張ります。

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