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溺れるほどカプサイシンを求める日々の日録  作者: 夜霧ランプ
はちくぎりめ:一月下旬
105/300

百五話目「バター付きパンからの」

 唯の、バターを包んだだけの食パンですが、今の時期はホットにします。パンを皿に置き、バターを乗せて、レンジで五十秒加熱。

 ふにゃふにゃのふわふわになった食パンで、程よく溶けているバターを包み込み、バターの所めがけて食いつきます。

 パンはあったかいけど、バターはまだ仄かに冷たく、包み込まれたパン生地の密な空間の中で、液体になろうかどうかしようかと言う様子。

 一滴のバターもこぼさすに食べた…と言いたいですが、一滴だけ皿の上にこぼしちゃいました。

 その後、ティ〇ァールにお湯を用意して。熱湯でココアを淹れてから、ハムを食べることを考えました。

 その時、思ったのです。

 卵を焼くかい? と。

 そして、朝は作れなかったハムエッグを作って食らい。

 お腹が温かくなることを知る。

 黄身の蒸し焼きは相変わらず中途半端だけど、一滴の卵黄も逃さずに食べました。

 塩味の卵がハムの効果でとても素晴らしいものになっている。

 そしてようやくココアを飲み、適温になっていることを察しました。


 朝の目覚めのために、ブラックコーヒーを薄めで飲んでみたのですが。

 とても効きました。意識が覚醒し、体が温まり、行動力が芽生えました。そして…次のコーヒーが飲みたくて仕方なくなりました。早くも中毒症状が。

 ですが、飲みすぎは体がおかしくなると、経験としてわかっているので、昼まではジャスミンティーと紅茶で過ごし。

 午後になってから真水を飲んだら、驚異のすっきり感。

 なんだ、喉が渇いていただけだったのか。と、ようやく気付きました。

 朝のおやつは、シュークリームと、新発売の大福スイーツ。

 お昼ご飯は、コンビニのしょうゆおにぎりと、三百円のカップラーメンでした。朝昼合計で千円使いました。とても豪遊しました。

 なんだろう。必要な時に、的確な作用を求めてブラックコーヒーを飲めば、そんなに情緒不安定にもならないのかもしれません。

 夜の遅い時間に「これから夜を徹して作業を…」なんて思ってコーヒーを飲んだりすれば、そりゃぁ疲れている体は音を上げますよ。

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