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溺れるほどカプサイシンを求める日々の日録  作者: 夜霧ランプ
ななくぎりめ:一月中旬
100/300

百話目「脅かされる健康」

 朝起きて、アーモンドチョコレートを食べ、ミルクコーヒーを飲み、支度をして出かけました。

 おやつに、チョコレートドーナツと、クリームパンを食べました。

 お昼ご飯に、唐揚げ弁当を食べました。

 したらば、胸やけと胃もたれが発生。悪寒が走り、冷や汗をかき、今にもティキン達を吐き出そうと、胃袋さんが構えていました。

 待って、胃袋さん! 今、お茶を…めっちゃ濃い紅茶を飲むから!

 と念じて、実際に自販機で売っているめっちゃ(タンニンが)濃い紅茶を飲んだのですが、胃袋さんは「いやだぁぁぁあぁあぁ。おいらはこいつらを消化したくないんやぁああああああ!」と、暴れていました。

 だけど、胃袋さんがその気でも、食道を逆流させなければ、いつか胃袋さんはその仕事を終えてくれるのです。

「なんだよぉ。なんでこんな奴等ばっかり体に入ってくるんだよぉ。大体油っこいよぉ。何を勘違いしているんだよぉ。おまいの好きなものを食ってたら、体が壊れるんだよぉおぉぉぉぉ!」

 と、散々胃袋さんにぐちぐち言われた。

 おいどんも、しばらくは「これはまずいかもしれない。家に帰ったほうが良いかもしれない」と思ったけど、ずっと前に吐きそうになった時より吐き気は軽度だったので、胃袋さんに頑張ってもらった。

 お茶の効果があったのか、帰宅時間になる頃にはすっきりしてきました。

 その代わりに、頭はドーンってなりました。

 現在二十時三十分になる所ですが、ドーンってなってるせいで、全然眠くないのです。

 ちなみに夕飯は、パンに目玉焼きをのせて食べようとして、目玉焼きの「黄身の蒸し焼き」に失敗して、どろぉり…って黄身が流出したのを手で防ごうとして、宙に浮いた目玉焼きを素手で握りしめることになました。

 手をちゃんと洗ってあったので、ギリギリセーフだと思って、握りしめた目玉焼きを食いました。

 ちゃんと植物を食べないから、油に当たるんだよ。おいどんよ、サラダを食べなさい! と言う事を胸に刻んでおきます。

 いつまでも「本能的に食事をとっていても平気」なわけではないのです。

 なんだったら、十年前のほうが「体に良い食事」をとっていました。肉をほとんど食わなかったけど、とてもヘルシーだった記憶があります。

 一日の間に、何にも考えてない適当な食事をとってみてわかったのです。胃袋さんは何より正直だと。

 だけど、吐いちゃダメです。

 食ったものを戻そうとしないでください。

 僕もしっかり考えて飯を食うようにするから。今日はちょっと…選択肢を失敗したのです。

 米が食いたかったばっかりに。

 頭がドーンってなってるのを解除するために、これからお湯を大量に飲みます。二十二時までには眠くなってほしい。

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