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プチヒーラー  作者: テクマ
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番外編


「やあ久しぶり、もう少しだな・・・

私のために戦わないのか・・・

そうだな・・・

・・・

お前の娘がそうなのかもしれないな・・・」


「待てよ、待て・・・」


「私にも分からないことがある、忘れたのか・・・

そうだな・・・私が力を与えてやろう・・・」


ビクティムは何者かにけしかけられて我にかえった。


「魔王も帰りそうだな、私達も帰るとするか。

たかしは本屋に行ってる紀伊国屋だったか」


アン達も成り行きを見守っていたが元いた世界に帰ろうとしていた。

亀がビクティムのもとに近づいてきてじゃれつき出した。


「この子はあんたが助けた亀の子供だよ」


「そうか・・・立派なカリ首じゃないか」


そう言って亀の頭をなでてやった。


「ワシのもなぜてくれ!」


魔王は気分が良さそうに立ち上がって腰を振った。

その時、亀が低く唸ったとたんにCIWSが火を放った。


「うわー、魔王が蜂の巣だ」

「おっさん何かひとに恨まれることでもしたのか、いや亀に恨まれることか」


魔王は自己修復してもとに戻ったがかなり時間がかかった。


「これもマジックか、これは手が込んでるな」

「うちらはなんともない、やっぱりマジックだ」


アンは


「あーやばい、はじまった。

ふにゃはダメだね、フランタニャ王もダメ、もう力が無い。メイドさん(ソアー)はどっち付かず」


そう言ってビクティムを見上げた。


「私に期待するなよ、アン。

こいつにはずっと負け続けて来たんだ」


さらに亀は撃ち続けて魔王は上半身を失ったがまた再生してきた。


再生した魔王は撃たれながらも刀を握りしめて亀とビクティム達の方に歩み寄ってきた。


そして魔王が亀のクビを落とそうとしたがビクティムがそれを聖剣で受けた。


「帰れよ魔王、まだギリギリ帰るだけの魔力は残っているんだろ。

天を介して繋がっているこの世界ではお前は不利だ」


「気に入らん」


魔王はビクティムの剣を上にはじいた。それによってビクティムもしりもちをついた。


そしてソアーの持つ魔剣をソアーの腕ごともぎ取った。


ソアーの腕と日本刀を投げ捨てた魔王は・・・


「やはりこれでなくては、そっちは堕天使のデーモンの持つどっち付かずの剣だ」


ビクティムはソアーの腕が光に包まれて再生していくのを見て優しい顔になった。


「アンの力ではない・・・そうだったのかお前だったのか、私のように汚れていないお前、私のなかの受け継いで来た魂を受け継ぐのはお前だもの」


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