番外編
「おもしろーーい、手品とかイリュージョンの類い?」
「今度の修道院主催のバザーで出す演劇かな?」
「双子はどこに隠れていたの、てか、種明かしは出来ないか?
いややってくれよ気持ち悪くて眠れない、なんならやってくれたらやらしてやる、、、かもしれない」
何も知らない淫売たちは歓喜の声をあげた。
「ビクテイムよ、私をはめたつもりか」
魔王はビクテイムにはめられたと思っていた。
「キャハハ、まだ続けてるよ、この黒いおっさん」
「ビクティムゥ、黒いおっさんとはめたのか?
・・・手が早いね、ギャハハハ」
淫売は演劇を見てるように現実感の無い話をポカーンと見てはやじって楽しんでいた。
レイは目を細めて淫売とのやり取りを見ていたが・・・
「ハイハイそこまで。
私たちとしてはあなたにはこの世界に永住して欲しいけど・・・それも出来ないか。
でも、魔王は力が落ちてない?」
レイは見透かしているように魔王を見た。
淫売の一人は何かに気付いたように叫んだ。
「あー、この黒いおっさんの相手、誰かした?
かなり、かなり疲れてるよ。
キャハハ」
「頑張りすぎだよもう若くないんだからさ、キャハハ」
淫売達が魔王に指をさして笑っていた。
アンはかまわず話を進めた。
「おそらくフランタニャ王が使った力ぐらいは使い切っているはず」
「げ、爺さんの掘って疲れているのかよ魔王さん、ケラケラケラ」
「そりゃ私らは誰も知らないはずだ」
「しかし王とか、シェークスピアとかなんかなのその演劇?」
「ま、ってどう書くの?」
「間男とかのま間王じゃね」
プルプルと震えていた魔王はせきを切ったように怒鳴りだした。
「うるさい!!!
黙れお前ら、このサキュバスどもが!
全員私がつらぬいてやる」
「ハイハイ、そういうの前にいたわ、全員気絶させてやる、とか言ってたの、キャハハ」
「話しを戻すけど、こいつあそこに名前つけてるんだろ。
私が当ててやろう、摩擦の摩王だろ、ヒャハハハハ」
「ピストン自慢かよ。
私が相手してやるよ、摩王さん。でも私は処女だから優しくね」
「10000人までは処女なんだっけ、ケラケラケラ」
「黙れ1000人までだ」
プルプルと怒りに震えている魔王を前に淫売達は楽しそうにしていた。
「もう帰ろうかアン、ビクティム達を連れて。
魔王はなんか、この世界に馴染んでるしさ。
しかしここは教会っぽいけど娼館?」
「あの子達に相手は無理だよ。
いきなり戦いがはじまるのかと思っていたけど・・・これは」
「あの、話の展開についていけませんでしたが私はこの修道院の院長でこちらは枢機卿様それにシスター達です。
あなた様から溢れる金色の光は天子さまをはるかに超えています。
もしやあなた様は・・・・」
その時修道院の電話がけたたましく鳴った。
「あの、どちら様で・・・」
「そこに神様がおられますね!」
教皇の声がした。
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