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プチヒーラー  作者: テクマ
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番外編

「今日のお客様は、若者に人気の世界的スーパーモデルのカオスさんです」


「へっへっへ、お初にお目にかかります白柳さん」


「まあ、個性的な露出ファッションで、これでも熱いくらいに着こんでいるそうです。

ところで

あなたいつも剣を持ち歩いてるそうだけどこれもファッションかしら、何かに使うのかしら?」


「これは、悪い奴には突き刺さるけどいい人には突き刺さらないんですよ」


「あら本当に?

じゃあプロデューサーの赤井ちゃんを突き刺してもらえるかしら」


カオスは聖剣で赤井を後ろから刺した。


「あら、大丈夫ね。

赤井ちゃんはいい人ってことね」


その頃SNSでは。


「マジか、赤井刺したとき刺された何かが体から飛び出たの見えた!」

「俺も、神様にも見えたけど人相は悪者だった」


そして修道院では。


「うお、カオスのやつ日本の国民的トーク番組出てるじゃん」

「ビクティムと同じ剣を出してプロデューサーを刺しやがった。ゲラゲラ」

「無茶するな。でも今・・・何か飛び出なかったか?」

「こいつよく買いに来てる奴だよ」

「そうだなんか取りつかれてるように腰をふる気持ち悪いやつだ」


修道院に遊びに来ていた淫売達がテレビをみて盛り上がっていた。ビクティムは信者の治療をしながら


「お前らサボってないで客の袖引きに行けよ」


と言ったが皆帰るそぶりもなかった。


「知ってるんだよ、ビクティムさあ。

この前、ここにカオスが来てたんだろ」

「あたしたちは待ってるんだよスーパーモデルのカオスが来るのをさ」


「あいつは当分来ないぞ、今度はアメリカに行くそうだ」


「えーー!

いつ会えるんだよ、まったく」


「会ってどうするんだ?」


「パンツにサインもらうんだ。

そして剣で刺してもらう」

「悪人のお前なら即死だー」

「違うー、善人の証明してもらうんだ!」


盛り上がっているところにどこからともなく水龍が現れた。


「連れてきたぞ、ビクティム」


ビクティムは一目見るなり「これじゃないよ」と言った。


「これ呼ばわりかよ、母さん」


ビクテイムの娘であるソアーがいた。

水龍はビクティムの態度を見て少し言葉をおおくして説明をはじめた。


「魔族は魔界の奥に入った。

アンの聖騎士は皆聖なる光を宿している、つまりお前同様に魔剣をうまく扱えない。

いま魔剣をおもいっきり振れるのはこの子だけだ」


水龍の話が終わらぬ間にソアーは魔剣を掴んでふった。


「銘刀か?

分からんが、はやく切る相手を教えてよ、母さん。

子供の世話があるから帰りたいんだ」


淫売達も人の話を聞かずに話し出した。


「綺麗だなー、ねえねえ、今までどこにいたの?

モデルとかにスカウトされなかったの?」

「しかしビクティム本当に子供いたんだ、見た目・・・年齢変わらないよね?」

「姉妹、いや、双子で行けるよ」

「つか、ビクティムお婆ちゃんかよ、うける」


ビクティムはソアー達を無視して水龍に話しかけた。


「アンはどうした?レイも連れてくるよう頼んだだろ。

あいつらの力なら町ごとまとめて神を始末できる」


「二人は近く成人の儀式が有るから来られない」


「じゃあ、ふにゃ、は?」


「そこにいるだろ」


ふにゃは修道院に住み着いている猫を抱き締めて涙を流していた。


「死別した母猫と涙の御対面だ」


「ふにゃは使えん。

・・・

いっそのこと魔王様を呼ぶか、神は嫌いだから一掃してくれるだろう。

連れて来てくれ」


「ワシも一応神だから、一緒に転移出来ないぞ。

それにこっちで神達を従えて暴れられると困る」


ビクティムは椅子に座りながら頭を抱えて下から除き込むように水龍を見て


「ドラゴンは・・・

いや無茶苦茶になるな。

お前もドラゴンだが戦わないんだったか。

サキュバスで何とかするしかないのか」


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