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プチヒーラー  作者: テクマ
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あとかたずけ→番外編

デーモンホールから外に出るとドラゴン達は聖剣のパイプで蓋を作っていた。


「たいした邪魔もなく作業は終わりそうだ」


ドラゴが言うとアンは


「魔族を閉じ込めるの?」


「そうだよ。

でも人が通れる程度の穴は残すよ、魔王城につめている人もいるからな」


そう言うとドラゴは出来上がった聖剣のパイプに炎をかけて溶かした。

たかしはりょうと一緒に歩いてきて


「さあ、我々は亀をこの辺に放して、フランタニヤ城に帰るよ。

この亀は魔物や弱い魔族なら好んで食べるからちょうどいいだろう」


「りょうは一緒に?」


「私は後方にいるであろう、ビンセントと帝国軍の主力と帝国に帰る。

しかしおかしいな、お前達ドラゴニアが先に着くとはね」


「どうしてかな?

帝国には本屋が無いから?」


「あいつはそうらしいな、昔パーティを組んでいたころは無かった技だ」





サキュバスは亀を一匹連れて捕らえたサキュバスをドラゴニアまで運んで教育をした。


そしてミスティがまたマンドラゴアから生まれる頃になると「あたし達は異世界に行く」と宣言した。


ほどなくして水龍と某王も来て異世界に行くことになった。

皆名残惜しそうに言葉をかけた。


「名残惜しいんだにゃ。

でも某王が居なくなるからホッとしているんだにゃ」


いきなり魔王と戦わせる某王がいなくなるのはむしろ歓迎した。


「サキュバスは道案内してくれたり、ご飯を恵んでくれてありがとうなんだにゃ」


ふにゃはサキュバスと熱い抱擁をかわした。


「ああ、お前はいい味出していたからな。

面白かったぞ。


アン、私達は行くが悲しむな。

向こうで楽しくやるからな、それにサキュバス聖騎士は20人に増えたから安心だろ」


「まあなんだ、サキュバスは面倒見るから安心して。

元気でね、向こうは・・・はっきり覚えてないけど・・・いいところだよ。

まあ、頑張れ」


レイは泣きながら


「まるでサキュバスを嫁に出す気分だな」


某王は残るたかしに王位を譲って娘のことを頼んでここに来た。


「記念にアンとレイの二人に本をあげよう。

戦争と平和だ」


アンは「水龍の本も役に立たなかったし、これもいらないか・・・」と思ったがにっこり笑って受け取った「大事にします」


3人は水龍の周りに集まると光の一点になって消えた。


アンとレイは


「あいつら聖剣もって行ったな」

「取り上げておくべきだった」



#######


title; プチヒーラー

subtitle; 番外編

author; tech. mathematics



「ここが異世界か?おいフランタニャ王」


「日本だ・・・だいぶ変わったが、だが分かるぞ。

ここは渋谷だ」


「渋谷?

すごい人だ、みんな異形なんだな」


「仮装と言ってお面を被っているんだ。

1種のお祭りだな。

うん、ありがとう私は家に帰るよ。さようなら」


手を振って別れた後にサキュバスは「これが異世界のお祭りなのか」とつぶやいた。


きょろきょろしていると二人組の警官が近づいてきた。


「おいおい、ダメだよ、君たちほぼ裸じゃないか。

それに剣まで持って」


「よく見てみろ」


サキュバスはマントを広げて見せると、警官はサキュバスを上から下までなめるように見た。


「肝心な部分は隠れているか・・・最小の布でよく隠したな。

だが剣はダメだぞ」


サキュバスは剣を抜いて警官を切った。

警官は驚いたがすぐに・・・


「なんだオモチャの引っ込む剣か。まあいいだろう。

いや、先ほどはなめるように見て申し訳なかった」


警官が頭を下げて去ると、こんどは男が近付いてきた。


「君達はスタイルがいいね、身長は180cmちょっとぐらいか。

北欧から東欧出身ってところ?

うちでモデルやらない」


「は、モデル?なんだそれは。

それはそうとお前、いい男だな、

ビクティム、あたしはこいつと行くから、フフフッ」


そう言うと男と消えた。


「カオスは暇つぶしを見つけたが、さてどうするかな」


ふと足元を見ると膝をついて手を組んでお祈りをしているシスターがいた。


「あなあな、あなた様は聖人様ですか、いや、もっと高位の方ですね」


「どうしてそう思うのかね、神官どの」


「あああ、あなた様の体の中心から光があふれています、このような方は私は知りません」


「まあ立ちなさい、私は両方行ける口なんだ」


このシスターは立ち上がると杖をついており目が見えないようだった。


「神官どの、目が見えないのでは私の光など分からないではないか」


シスターの顔をわしずかみにするとヒールをかけた「とりあえずヒール」だったか。


シスターは目を押さえてうずくまると「目が見えます、あなたの顔が見えます!」と叫んでビクティムの手を握って泣き出した。


「どうだ光ってなどいないだろ」


「奇跡がおきました、バチカンに報告しなければ、聖人様に間違いありません。ぜひとも私たちの教会にいらしてください」


シスターは手を引っ張ってビクティムを教会に連れていった。

その途中、シスターの背中に聖剣を突き刺したが、なにもおきなかった。


「コイツらは狂っているだけで善人ってことだな」





その背中を見送りながら水龍は「サキュバスは私のバシタになるんじゃないのか」とつぶやいた。


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