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プチヒーラー  作者: テクマ
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戦争へ

アンとレイは夏目漱石かもしれない作家と向かい合って話していたのだが。


「ウゲエ、今度は腕が落ちた!

と思ったら元通り」

「なんなのいったい。からかってるの?」


「いや、アシャも治してくれてるのだよ」


「は?アシャ。

離れすぎてるから。

それならお婆ちゃんのほうがまだ真実味がある。

実際この距離なら治したし」


「あそこはなあ・・・まあ、そうだ祝福してくれないか、相手が強すぎてあらかじめ持っているものでは弱すぎる」


「何と戦ってるの?

目に見えない何かか・・・いやいや、胡散臭すぎるな。

・・・

まあやるか、聖なる力はタダだし」


アンは某王を祝福した。まあ適当だが。


某王は「おっ、おっ」と高揚して言った。


それを見ていたサキュバス達が

「気持ちいいだろアンの洗体」

「つい声が漏れるよ、分かる、フフッ」


だが某王は否定して

「違う、まるで若い頃のように力がみなぎる」


サキュバスは楽しそうに

「それなら私らも、なあビク・・ガーベラ」

「さっきやってやれば良かったな。

あたしらのも最高だよ」

まだ何人か子供を孕めさせられるぞ、キャハハ」


アンは目を細めながら

「お爺さん、こんなところでワイ談やめてよ」

サキュバスに言ってもしょうがないので某王に言った。


某王は語義を強めて

「なにを言ってるんだ、いいところだ」


しかしサキュバスはそれに乗って

「いいところか・・・パンツのかえはあるんだろうな?

ギャハハ」


某王は少し真面目に答えようとしたが、舌が上手く動かず

「私はいま、まお、、まお、うっ」

魔王と言おうとしたが上手く伝わらず


「おいおい麻央って誰だよ、私らの顔でイケよ。

失礼な奴だな、このエロ爺、キャハハ」


しかし某王が

「劣勢だ、囲まれた。

こんなに魔族っているのか?」

と言うと


サキュバスも真面目に答えた、ように思えたが

「そりゃいるだろ、ハエのごとくわいて出るんだから。

なんだかんだ言っても最後は負けるのよ男は。

しかしサキュバスをオカズかよ、こいつはいい趣味してる」


某王は顔面が青白くなってきて

「誰か応援を、ふにゃ、はどうした」

というと


レイが

「ふにゃ?

まだあの村かな」

と返事すると


某王は

「よしわかった」

と言った




デーモンコアのあった辺境の村ではふにゃが祭壇でゴロゴロしていた。

そこに某王が現れて言った。


「ふにゃ、こん棒、大きな喧嘩だ。

すぐこい」


ふにゃはビックリして起き上がって

「うお、ビックリしたんだにゃ。

まあ、こん棒さまが、いかいでか!

と、おっしゃっているんだにゃ」


神官が「ちょっと、おやつの時間ですよ」

と言ったがかまわずに某王がふにゃの手を引っ張ると、ふにゃは魔王城の某王のもとに転移した。

剣をまじえている魔王と某王の回りを魔族が取り囲んでいた。


「劣勢じゃん爺さん、

と、こん棒さまがおっしゃっているんだにゃ」

「ガチでヤバイ、すぐ逃げるんだ、これはふにゃなんだにゃ」


某王が「そっちの魔族をどかせてくれ」と言うとふにゃの別人格が答えた。


「ヨッシャー!

とこん棒さまがおっしゃっているんだにゃ」

「もうヤケクソだにゃ」


「フニャーーーーーーーーーー!」


ふにゃは魔族の群れのなかに走り込んだ。数えきれない魔族に覆い被されたが、こん棒で弾き飛ばした。


「乱れ打ちだにゃーーー!」


魔王は突然現れたこん棒を持った猫耳の少女に驚く様子もなく

「ほう、助っ人はなかなかの手練れですね。

ですが、数が違いますよ」

そう言って某王に切り付けた。




ドラゴニアでは某王の前で変なものを見るようにアンとレイが

「もうダメなんじゃない?

おじいちゃん、ほらまた脚がふっとんで・・・また、生えたけど」


「そんな事はない、これからだ。

魔族は魔界の危機に呼び戻されている」


サキュバスは「知らないぞそんな事」と言ったが。


「お前らはもう魔族じゃないだろ、本読んでないな」


その時、城の大きな空中に空いた出入り口から巨大なドラゴンが飛び立ち、それに何10羽ものドラコンがしたがって飛び立った。


「うわ、あれがドラゴ?

初めて見た」

「縁起いいよね?」

「厄災のドラゴンだって言ってたな。

意味は分からんけど」


「スゲエ、ドラよりも何十倍もデカイ。

他のドラゴンは聖剣のパイプをいくつも持っている、これは総力戦の出入りだよ。

爺さんえらいことはじめたな」


「私たちはお爺ちゃんのヒールで手一杯だ、残念」


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