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魔王軍の弁護人  作者: 空樽 音高
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プロローグ

 

プロローグ


 魔王軍と人間たちによる15年にも及ぶ戦争が終結した。


 人々を恐怖に陥れた魔王が勇者によって討たれたのである。しかし、人々を救った勇者も魔王が最後に放った呪術によりまもなく息を引き取った。


 魔王と勇者の相打ちとなった。


 魔王亡き後、魔族は魔力を失い、この世でもっとも弱い種族となった。

 これは人間たちの永遠の勝利を意味し、勇者によってもたらされた勝利と平和に人々は歓喜した。


 しかし、人間たちの魔族への憎しみは収まらなかった。


 そして、魔王と勇者の死から三か月後、人間たちは裁判を起こした。


 被告人は魔王軍幹部5名。魔王軍が戦争で行った殺戮、侵略の罪を裁く裁判。


 この世界で初めて戦争を理由とした裁判である。

 そして魔族の存続をかけた裁判でもある。


 裁判が行われたのは魔法の力で天空に浮かぶクーテ島。

 そこにそびえ立つ荘厳な聖クーテ教会がこの裁判の舞台である。


 後にこの裁判はクーテ裁判と呼ばれることになる。


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