戦争って、なんですか?
私は、何でここに立っているのでしょうか。
私は、何で人を殺さないといけないのでしょうか。
私は、何で妻と子に会えないのですか。
私は、何で・・・
煙や砂埃で太陽の光すら遮られ、夜に近い昼を迎えるほどこの戦場は腐っている。
空気も腐っていれば、水や食料、人間の心までもが腐っていた。
なんで、自分がこんな地獄にいるかは分からない。
ただ、国のお偉いさんたちが、国を守るとか、繁栄の為と言っているのは知っている。
しかし、俺達を地獄に送ってまでにそれは必要な事なのか?
俺達は、国の為の生贄なのか?
なぜ、どうして・・・
ああ、畜生。そんな事を考えていれるほどこの地獄は甘くない。
とにかく、今は生きる事だけを考えるんだ。
私は、なんて罪深い者なんだ。
私は、自分のために沢山の人を倒した。
仲間内では、英雄だと讃えられるが、私に取ったら唯の罪状の名前にしか聞こえない。
彼等にも、家族が居ただろう、待ってる人が居ただろう、泣いてくれる人が居るのだろう。
でも、私にはいない
私の家族は、ある日の空爆で死んでしまった。
家族も、待ってくれる人も、泣いてくれる人もいない『私』は生きている価値はあるだろう。
ちっ、敵がどんどん近づいてくる。
やはり、俺はここで死ぬのか…
いや、生きる!愛する家族の為にも!
その為には、1人でも多く敵を倒すんだ!
ああ、やはり世界は残酷だ。私の前に銃構えた人が向かってくる。
きと、彼は何か生きる理由があるのだろう。
きっと、彼は生きる為に私を殺そうとするだろう・・・
それは、
嫌だ、怖い、死ぬなんて嫌だ怖い、撃たれるなんて嫌だ怖い
嫌だ怖い嫌だ怖い嫌だ怖い嫌だ怖い嫌だ怖い嫌だ怖い嫌だ怖い嫌だ怖い嫌だ怖い嫌だ怖い嫌だ怖い嫌だ
ああ、何なんだよ。なんだっていうだよ!
目の前にいる男がいきなり持っていた銃を乱射しやがった
畜生、こっちも死ぬ覚悟で行くしかないのかよ…
ああ、世界はなんて残酷なんだ!
最後に、家族に会いたかったもんだ。
ねぇ、お祖父ちゃん。その後どうなったの?
あれ?お祖父ちゃん、泣いてるの?ねぇ、どうしたの?
ねぇ、お祖父ちゃん!




