表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
16/54

○敵意


 携帯に増えた、「西野鷹」の文字。

 男として憧れるその颯爽とした立ち振る舞い。

 そして、有名な不良としての顔…。

「今日は集会だ。

 学校に行けない。いや遅れていく。

 昨日夢は見た?」

 飾り気のないメールが届いて、予想どうりでクスッと僕は笑った。

 そう、夢。

 

 父様と母様に会おうとして、戸を開いた途端に二人の首が飛んだ。

 真っ赤な世界、私を見つめる二人の目、そして、そして。

 反逆者、ドゥ=ラッセ。

 

 よく考えれば、名前は言葉遊びのようだ。

 ラッセ。セッラ。セツラ。刹那。

 単純な罠であって、そして単純な裏切りだった。

 僕は風間を避けるようになった。

 僕は一人になった。

 それは、僕の初めての風間への敵意だった。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ