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22.幸せ太りってやつ?
そもそも、何故アラザンが太ったのか考えてみると。
「あ、俺のせい……?」
三食きっちり食わせて。特に夕食はいっぱい食わせて。夜中に腹が減ったら、二人で共犯者として一緒に夜食を食べて。
ネコまんまにバターをのせたりするだけでも、本当にうまそうに食べるものだから。嬉しくてあれこれ食わせて。
俺が育てた贅肉としてアラザンの腿を見てしまい。謎の興奮と恥ずかしさが込み上がってきて。
「ご、ごめん……」
それだけ言って、その場に倒れ伏した。
数秒後、アラザンも同じ結論に至ったらしく、のぼせてぶっ倒れた。
「何なんじゃこの二人」
「わぁ!?大丈夫!?えっと冷やすものとか要るやつやろか!?」
「……たぶん必要ないぞ。自滅だからな」
と、三者三様にしているのを聞いた。
そして、数日後。
「アラザンさ、ちょっと太ったよねー」
と、魔法少女にまで言われ。アラザンが帰宅後、玄関でのたうち回っていたのは言うまでもない話。




