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5.猫と竜

猫竜というのが適当ではないだろうか。

何せ私は生まれてからずっと、猫として育ってきたのだから。

◎作品タイトル

猫と竜

◎作者

アマラ様

◎ジャンル

ハイファンタジー〔ファンタジー〕

◎あらすじ

猫達と、猫に育てられた竜の物語

◎タグ

なし

◎個人的オススメ度

☆7

◎レビュー・感想

親を失い、ただ死を待つばかりだった竜の卵を孵したのは、子供を産み育てようとした母猫だった。これは猫達と、猫に育てられた竜の物語。

家族の絆には種族なんて関係ない。偉大な母猫に育てられた竜はその子子孫孫を慈しみ守り育て、竜と共に育つ猫達は世代を経ても家族として生きていく。

詳しく書かれていなくともそこには新たな命との出会いとそして別れがあり、変わらずに存在する竜と、世代が変わってもなお紡がれる猫達との絆が美しく書かれています。

外見に種族の差はあれどその心は家族と共にいる。猫と竜そして猫と人間もまた家族になっていく。

ジャンルこそファンタジーですが、美しい童話のような物語です。

猫と竜というタイトルではこの短編ですが、シリーズとしていくつか短編があります。全部合わせるとちょっとした中長編くらいになるので、そちらも合わせてどうぞ。シリーズは猫と竜だけでなく猫と人間達との絆も描かれています。

◎作品傾向

シリアス☆4

戦闘傾向☆5

恋愛傾向☆1

チート性☆2

◎作品情報

短編完結済

文字数　　　　16,649文字

ブックマーク　7,214件

総合評価　　　37,096pt

初掲載日　　　2013年 09月06日

作品URL　

https://ncode.syosetu.com/n9397bt/