23.女神アルゴに惚れて、原作キリトを超え、カヤバーンを口説き、イキリトは伝説となる
「知っていた」
「ゆえに……」
「私の勝ちだ」
「知っていたぜ……茅場晶彦」
「だから……」
「お前の負けだ。創造主」
◎ハーメルン掲載作品
◎作品タイトル
女神アルゴに惚れて、原作キリトを超え、カヤバーンを口説き、イキリトは伝説となる
◎作者
なろうネーム_バノウォッチ 様
◎原作
ソードアート・オンライン
◎あらすじ
クソザコなめくじ勘違い・・・野郎、その名は、イキリト。
彼は伝説的ライトノベルSAOの伝説的ライトノベル主人公キリトに憑依してしまう。
この物語は、自己評価の低いクソザコなめくじ勘違い・・・野郎が、女神アルゴのために無茶をするだけのお話だ。
◎タグ
R-15残酷な描写アンチ・ヘイト憑依アルゴ勘違いイキリト主人公最強全話予約投稿済みクオリティ向上のため分割投稿
◎個人的オススメ度
☆8
◎レビュー・感想
タイトル読んで「あっ……ちょっと無理そう」って思って読まなかった人が結構沢山いると思います。騙されたと思って読んでみてください。文章構成や特殊文字の使い方、話の展開に心踊ることになると思います。読まず嫌いはもったいない作品です。あと、アルゴがかわいい。
主人公はSAO主人公のキリトに憑依した原作知識のある人物。自分さえよければ、それでいいとういような凡庸な男。帰りたい。死にたくない。生きたい。彼の望みは、ただそれだけ。それが最初の行動原理。ぷっつんとキレて少しズレてしまった彼の『天剣』『最高の剣士』『ネズミの王剣』の伝説を織り成す物語。そしてかわいいだけじゃ語れない女神アルゴとの物語。
『ここがSAOなら本気で信じたことは出来る』
これが物語の根底にあると思います。詳しくはアクセルワールドやSAOを読んでほしいですが、端的に言うと強く思った心を現実化するシステムです。主人公であるイキリトはSAOが小説であることをそして想いが現実になることを知っています。死にたくない彼は文字通り死に物狂いで戦い、その想いがまた彼を強くしていきます。
平均文字数10,000文字を超えてボリュームたっぷりです。タイトルからは想像力できない重量感ある作品。所々特殊フォントが使われていて臨場感が増しています。特殊フォントは使い所が難しいものだと思いますが、この作品では鬱陶しさはありません。
タイトルで敬遠した方、一話だけでもどうぞ。
◎作品傾向
シリアス☆7
戦闘傾向☆10
恋愛傾向☆8
チート性☆7
◎作品情報
完結済長編
文字数 279,813文字
お気に入り 8,253件
総合評価 17,588pt
初掲載日 2019年04月02日
作品URL
https://syosetu.org/novel/187414/
数日前からアクセス数がいきなり上がって驚いています。
皆さん読んでくださってありがとうございます。