旦那様は野生児なのです。
秋は果物 落ちてるいがぐり 中身を巡る 猪鹿対決人間!
少しばかり秋めいて来ましたが、今年は湿度が高い?からっからの爽やかさは皆無な、高原地帯です。そして旦那様のお好きな柿は超不作……。なので旦那様の出番はありません。
どういう事ですか?それは
木になっている甘柿は、取る(採る、獲るもしくは盗る)
その昔、おやつになるだろうと植えられた甘柿、しかし木が大きくなりようやくなったどー!と柿の木が、盛り上がるお年頃になられたときには……。
誰も見向きもしないのですよ。他におやつが沢山ある時代になってるのです。しかも過疎地は、空き家ばかりになっております。
ちなみに我が家には甘柿はありません。渋柿はあります。
はい、なので旦那様は空き家様の庭先の甘柿を、むしって食べられるのですよ、困りましたね。教育的によろしくっないかなっと。なので時々に帰られる家主さんに出会ったら、
「柿分けてねー。」
と、一声かけておきます。これで大丈夫な所がど田舎。ちなみに、新婚時代に甘柿買って出したら怒られました!
「その辺になってるのに買うか?アホやな」
二度と買ってやらねぇと、心に決めております。
そうそう、山をドライブしていると、小さい柿が沢山なっているのが生えておりますが、我が地方の物はものすごく渋いです!柿渋を取るための柿だそうで……。
熊は冬眠前にその渋柿を食べて、う……固めて、おちりのあなにう……玉で蓋するそうです。お姑さんが教えてくれたのですけどね。なんでも生き物は、渋い物を沢山食べると便秘になるらしい。熊!超便秘で冬眠か!
おや!旦那様が種無し巨峰を冷蔵庫で発見いたしました。ふぉぉ!皮をぺっ!してくださいませ!
「皮食えん!何でや」
巨峰は無理です!ベリーAも藤稔も無理っす!ちなみにデラウェアは、粒が小さいから面倒くさいと言われます!
旦那様はまさかの巨峰……、皮ごと食べる気でしたの!←ええええ!最近、お安い価格のシャインマスカットを食べさせたのがいけませんでした!高級感あふれるのは買えません!
あれは皮ごと食べれるのです。その感覚で巨峰に挑むとは!ぺっ!するのですよ!
おや……、チーズケーキ用のレモン見つけ出し齧ってるし!まぁそれはいい。蜜柑、八朔、文旦、オレンジは、流石に剥いて食べますから。それにしても、青レモンです。酸っぱくないのかしら………。
「この酸っぱいのがええんやー。半分やろうか?」
ものすごく酸っぱいのですね、私はいりません。美味しければ、嫁に分けてはくれません。お一人で完食いたします。
「あ!梨がある!」
そうですよ。スレ傷あるのを産地応援で、少しだけ買ったのですよ。果物好きな旦那は、食後食べようと、いそいそと、トマトだらけの冷蔵庫に安置してますね。
晩ごはんを終えて……、皮を剥いて私もヒト切れ貰おうと思ってましたら……。
梨!既に出動!丸々皮ごとなのですか!林檎みたいに齧ってるし!
「皮が少し厚いけど食える、あ?皮、むかんでもええ」
そのまましゃくしゃくと。ちなみに芯の酸っぱい所が、特に美味しいと、のたもうておられますよ。皮と果実の間に栄養素があるとか無いとか……、
まあいいか。