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プロローグ
「ありがとうございました。ほんっとうに助かりました!」
目の前の女性はそう言いながら俺に何度も頭を下げていた。
「いやいや、こちらこそ楽しかったですし、むしろ俺が感謝したいぐらいですよ」
「いえいえ、私の想像を超えた出来で本当に助かります。それで、今後は前にも言っていた通り……」
女性は少し複雑そうな表情で俺に尋ねた。
「はい、やはり俺の創ったものがどうなっているのか気になるので」
「でも……いえ、わかりました。それでは、もうやり残したことはありませんね。」
「……はい」
「では、よい人生を」
そこで俺の意識は遠のいていった。




