剣士達のユニークスキル実験
シイナ、スズハ、マナ、アンちゃんのステータスとユニークスキルの試し打ちです。
他の子供達を書こうと思ってたけど長くなるからやめた。アンちゃんと近いし。
俺とイルミナのステータスを確認した次の日、他のみんなのステータスを確認することになった。
まずシイナからだ。
魔法適正
雷
ステータス
攻撃力 1500
魔法攻撃力 5000
防御力 175
魔法防御力 1200
素早さ 12000
魔力 2180
魔法適正職
サンダープリンセス
スキル
雷魔法level45 礼儀作法level15
ユニークスキル
雷足
俺たちのステータスが強すぎてシイナのは弱く見えるが世界的に見れば指で数えるぐらいしかいないらしい。
枠から外れた俺たちと違って正当な実力者ということだ。
できれば化けないでもらいたい。
次にスズハだ。
魔法適正
火
ステータス
攻撃力 200
魔法攻撃力 50
防御力 25
魔法防御力 300
素早さ 1300
魔力 7000
魔法適正職
メイクマジシャン
スキル
製作level50 剛力level5
火魔法level3
ユニークスキル
創造者 作る者
ステータスはシイナに及ばないがやはりスキルが凄い。
魔法使いよりも職人のステータスだよ。
一応魔法も使えるっぽいがあまり使わないので上がってないらしい。
次に子供達のステータスは多すぎるので二人だけ前者はおかしい方後者は他の皆のほぼ共通、似たり寄ったりって感じだ。
そんな中、おかしい方はマナだ。
魔法適正
火、風
ステータス
攻撃力 600
魔法攻撃力 1400
防御力 390
魔法防御力 1030
素早さ 6070
魔力 1450
魔法適正職
ファイターウィッチ
スキル
火魔法level13 風魔法level25
身体強化level8 体術level4
爆風魔法level10
色々とおかしい成長の仕方だよなこれ。
職の関係上俺に近い戦闘スタイルだよなこれ。
そして謎の爆風魔法。
多分将来は俺たちと同じようなステージに来そうだな。
他の五人の基準はアンちゃん。
魔法適正
風
ステータス
攻撃力 200
魔法攻撃力 650
防御力 250
魔法防御力 740
素早さ 4750
魔力 960
魔法適正職
ウィンドウィッチ
スキル
風魔法level7 身体強化level1
という感じだ。
上下は1.2位だ。
これが普通かと聞かれると平均を大きく上回るため、結構強い。
それはともかくとして、これが子供たちの(マナを除いた)平均的なステータスだ。
「これが私のステータス?王城にいたときには見たことないわよこんなの、私強くなったんだな」
そりゃ、シイナはただのお姫様だったことを考えればなぁ。
「俺は間違いなくマナの成長力がおかしいと思う」
だが、そんなシイナの成長がちゃちに見えてしまうマナのおかしさだ。
「それは同感よ。正直、才能の塊だったってレベルじゃないわよね」
ホントにな。マナは天才だったのは間違いないだろうが、異常進化の理由には俺たちが関係ありそうだな。
まぁ、今はわからないからおいておくか。
「なんだか私のステータスを見ると、改めて戦うことは苦手なんだなって実感するよ」
「スズハはそんなんでいいのよ。むしろ強いほうだから、世間的には」
スズハはステータスが弱かろうが、唯一無二のぶっ壊れチートスキルがあるからそれ以外が弱くてもそれを補って余りある程の能力だと思う。
それどころか、爆弾とかその場で作って投げる、っていうだけでも十分強いと思うんだが?
「ねぇねぇ、私たちのステータスは強いですか?春花にい」
ん?アンか。
そんなこと……あぁ、なるほどね。
「十分すぎるほどには強いよ」
「ありがとうございます」
「アンちゃん私のはどう?」
「マナちゃんのは強すぎてこの年代だと誰も勝てないんじゃぁ……」
「アンちゃんその通りだと思うよ」
「ですよね」
アンは自分がかなり強くなったことに驚きながらもそれ以上にぶっ壊れのマナがいて、自分たちが強いかよくわからなくなったんだな。
だから俺に、というか大人に一応確認しに来たってわけか。
いや~、同年代で、同じ環境からマナのやつみたらそら自信なくすわな。
「皆私を無視しないで!」
?あぁ、シイナ、忘れて…ないぞ?
「そういえばシイナにもユニークがあったな」
確か、雷足だったか?
「そうね、これも今日見てみましょう」
「私抜きで話を進めないで!」
「そういえば私たち全員素早さが高くない?」
言われてみると……そうだな。俺やイルミナはともかく、全員となると…なんかあったっけ?。
「確かに普通の成長は魔法使いだから足を使う機会とか少なそうだしね春花とかマナを除いて」
「あーー、原因は間違いなくかけっこね」
シイナが断言した。というかなぜそんな遠い目?とはいえ、あれは、な。
「えっ?なぜかけっこ?」
「ここのかけっこはスケールが違うからな、それにこの森で走り回ってるから足が必然的に早くなってるんだろうな」
実際超次元かけっこはスピードが段違いだったよ。
「えぇ……かけっこってそんなに素早さが上がるものなんだ?」
いや、断じてそういうものではない!家が特殊なだけだ!
「春花にい、遊んできていい?」
そんな気も知らないマナたちは、話を聞いてたらやりたくなったらしい。
「俺たちの実験を見なくていいならいいぞ」
「どうする?」
「ちょっと危なそうだから私は遠慮しとく」
ん?!危なそうだからって!?
「俺たちも少し怖いからいいや、遊ぼうぜ」
リュウ君まで…というか、子供たちの中で俺、結構危ないことをするみたいに認識されてんのか?
……まぁ、確かに危険はあるだろうし、下手に彷徨かれるよりかはマシか。
「了解。晩飯までには戻れよ」
「「「はーーい」」」
ダンッっと音を立てて皆一斉に外へ出ていった。一人こっちを見ながらゆっくりと走っていくアンちゃんを見て、大変そうだなぁ、なんて他人事のように考えながら見送った。
「俺たちは実験に行くか、スズハはどうする?」
「一緒に行くよ。面白そうだし」
「じゃあ三人で行きましょうか」
「そうだな。三に………ん?」
あれ?俺含めて、三人?
「私を忘れるなーーー!!」
忘れられてるのに勘づいたシイナは大声を上げて、憤慨しているのを現そうとパンパンと机を叩く。
それを見て、俺は素で一言、
「あ、忘れてた」
「ひどくない!?」
だって、なんかいるの当たり前みたいな感じで逆に影が薄いっていうか……まぁ、いつものこったしほっとくか。
「早くいくぞ」
「さっきから無視されて忘れられてなんか私の扱いひどくない?!一応元王族!」
またまたスルーされたシイナはさっきよりも大きな声で、私いますよ!私一応偉かったアピールする。
「知らないわよ」
「今はシイナだろ」
「王族だったの?」
しかし、三者三様の対応で、余り効果はなく、そして対応が変わることがないことを悟ったシイナ。しぶしぶといった様子で
「ううっ。もういいよ。早くいこ」
と一言言って、とぼとぼ外に出ていった。
……なんかこれ面白いな。
ステータスを確認し終え、スキルを試しに俺たちは森の奥の方に来ていた。
一応防御魔法を張ってもらった。
俺は魔法じゃないからまだしもイルミナのは危険な香りしかしない。
シイナのは?雷足って名前からして恐らくはそんなにはならないと思う。
「さて、準備はできたし誰からやる?」
「そうだな……シイナからかな?」
「別にいいけどなんで私からなの?」
「一番危険が無さそうだから」
俺はきっぱり断言する。周りも二人も同じように考えていたので、頷く。
「確かに……無さそうね。二人のは逆に危険な香りしかしないわよね」
「それは私も同感かな」
「じゃあシイナ頼んだ」
「了解!じゃあいくよ。雷足!」
普通に名前を言って発動するのね
そのシイナの声に反応してシイナの体に雷が形作りシイナの服に雷が纏った。
「なんか凄いわね。バチバチいってるわ。効果はなんだろう」
効果……雷を纏うっていったら当然…
「……シイナ少し走ってみ?」
「えっ?いいけど走るのになにか変わるのか、なぁっ!?」
ヒュン
「あれっ?軽く走るはずがめっちゃ早い!アッぶつか『ゴン!』るぁーー」
シイナは軽く走る感じに走り出したら急に高速移動をして止まれなくなった。
アッぶつかr……遅かったな。
言おうとしたが、当然のごとく間に合わず、シイナはおでこを木にぶつけて止まった。
「早かったな、身体強化系のスキル?」
「いや、どちらかというと雷の性質を体に纏う感じだろうな」
「それ先に言ってよ」
「悪い。確証はなかったからな」
「うーー、なら他の効果の予想は?」
「その雷を放射できるとか?」
「んー、えいっ!」
バリッ!
スピンっ
「あっぶな!俺が反応してなかったら焦げるとこだったぞ!」
突如発生した雷に反応して剣を抜き斬った。
「ごめんなさい。でも凄いわね威力が桁違いに上がってるのに魔力はほとんど使ってないし詠唱はしてなかったし」
「多分今言ったのが効果でしょう」
使用中無詠唱で雷の魔法が使えて、尚且つ威力が底上げされる。手数は増え、威力もあがるとか強いかよ。
「普通に凄いなそれ。格好いいし」
「でもあれは色々と使い勝手が悪そうね」
「確かに威力が桁違いに強くなってるから」
それ以外にもさっきおでこぶつけたんだから、そっちもだろ?まぁ、そこは慣れだからなんともいえないか。
「魔族とかなら使ってもいいんじゃないかな」
「そうね。まあ、春花がいれば使うことも無さそうだけど」
「それもそうね。なんか持ってるだけ無駄な感じが」
「いやいや、そのうち使うことがあるだろ」
流石に俺でも全部一人で相手はできないし、守りきれないぞ?
「春花にそれを言われたらたまらないんだけど?」
「そうなのか?」
「はぁ~次イルミナ見せて」
「わかったわ」
さて、こっから危険度があがるぞぉ。
「一応さっきよりも離れましょうそして春花の後ろに隠れましょう」
「そうだね」
「俺を盾にすんなや!」
確かにその方が安全かもしれないけど!
「なんでそんなに怖がってるの?」
不思議そうに二人に問うイルミナ。少し怖い。
「「怖いから!」」
なんだここ、今イルミナ以外の全員が怖いしかねぇぞ?
「まあ、間違っては無さそうだな」
「私はどこの鬼よ」
家の氷結女王様です。なんてな?
そう言いつつもイルミナは前に出て構えた。
「氷結世界」
その言葉を唱えると同時にイルミナの周囲の地面が凍った。
「凄いわね。もしかして移動したら範囲も動く?」
はい?今なんと?
イルミナは一歩歩いた。
そしたら一歩分先の地面が凍った。
「これ凄いわね。私を中心に氷結の世界が広がってそこにはいると凍るってわけか。普通に魔法を使ってみたら」
ヒュン、トスッ
近くの木に氷の礫が刺さった。
「威力は変わらないと。うーん、なんかこの範囲からならどこからでも出せそうな気がするわね」
「嘘でしょ?」
「なら試しに、ハッ!」
イルミナは手を前に突き出し声をあげた。
すると氷結世界の範囲氷が飛び出した。
全方向に。
「ひえぇ。イルミナこれじゃあまるで移動要塞じゃないの」
「なるほど。この範囲からならどこからでも魔法を撃てるのね」
「お、恐ろしいスキルだね」
いやいや、恐ろしいとかそういうのじゃねぇだろ。
「ちょっと、いやかなりヤバイなあれ」
「人を化け物みたいに言わないでよ!」
スキルを解除してイルミナが戻ってきた。
「いやいやいや。範囲に入ったら氷付け。範囲に入ってなくとも魔法が来る。しかも範囲は動くし、これはボス性能だろ」
「ボス性能はわからないけどなんかムカつくわ」
心なしか気温が下がったような気がした。
「スミマセン!」
すぐさま俺はその場で土下座ぁ~を行う。怖すぎる……。
「私子供たちに逆らっちゃ駄目って伝えてこようかな?」
「逃げるな!」
この場から逃げようとするシイナの襟元を掴み逃げられないように固定させた。
じたばたすんな!
「その話は後でいいから、最後よ春花。私のを越えてよね」
「わかったよ」
まあ、一番危ない自覚は一応ある。
さて我流派生技はえっと我流の技を派生の技にできる。
また、属性刃が使用可能。
やってみるか。
分かりやすい瞬閃で。
「イメージは二連で、……ハァーっフゥーッ
我流 瞬閃:連!」
ヒュン、ヒャン
抜刀して木を斬りそのあと勢いを後ろに持っていき再び剣を腰だめの姿勢から剣を走らせ最初よりも勢いの乗った一閃が放たれた。
一撃の技を連擊に変える派生技:連。
こんな感じができるようになった。
他にもできるが地味かな。
二人のよりかは。
続けて、属性刃だな。
こっちは技に魔法の属性を纏わせることができる、っということは擬似的に魔法が使えるようなもんか。
なんか凄いな。
さて、早速やってみるか。
魔力を消費して使う技のようだ。とはいえ、魔力は腐るほどあるのでそこは問題なさそうだ。
「使うのは火、スゥーーハァーー。
我流 炎刃:時雨!」
剣が炎を纏いその炎を纏った状態で時雨は発動された。
そしてその炎は技が終わると纏っていた炎は消えた。
燃え移った方は消えてなかった。
「カッコいいな。魔法ではないが魔法扱いらしいし、これは実用性があるな。練習しよ」
「ねぇ、あれ」
「ついに魔法まで」
「いや、魔法じゃないから!」
「それにしても凄まじいね。春花の技は見てきたけどこれは手札が広がりなおかつ火とか使えるようになったんでしょ?」
「そうだな」
「地味に見えるけどこれは春花だからおかしいものに変わるのよ」
「そうだな」
今までの近接戦闘オンリーだった俺に遠距離攻撃手段ができたわけだし、今までの技に相乗できるんだから強いよな。
「はぁ、追い付いたと思ったらまた離されたわね。それと、二人とも、あと二つあるのよ?」
「「あっ」」
「これだけでも充分なのにね」
「もう疲れたわ。早く他のもやっちゃいなさい」
「おう。じゃあ反転をやるか」
えっと説明にはマイナスの効果を反転できる。
また、適正職の効果が変化する。
一つ目はまあ、わかる。
充分強い。
むしろチートだろ。
二つ目はよくわからん。
やってみればわかるか?
一応確認。
剣士としての効果は剣の扱いが上手くなる。
また、剣を使っている間身体能力はアップする。
これがどうなるんだろ。
「反転」
反転を発動させた瞬間俺は光に包まれた。
「ん?どうなった?」
光が収まって体の変化を探った。
体の動きかた剣の使い方とかいつもやるような動きに変化は見られない。だけど、なんかちらつくな…?
「あ、は、春花」
「どうしたシイナ」
「その服に体それに髪、どうしたの?」
「服?体?」
俺はシイナに言われて俺の服を見た。
「はい?!なにこれ!」
黒のコートに青のズボンだった俺の服は包帯のようなもので締められた胸に白と赤を基調にした女物の服に長めのスカートになっていた。
というか胸?!
あれ、そういえば俺の声さっき裏返ったみたいな声がしたような。
まさか!
俺は男の部分を確かめた。
「無い?!ってことは反転って性別もかよ?ぉっ!」
どうやら反転のスキルはバステ返しやステータス強化以外にも性別も反転するみたいだ。
俺の体の変化と服が変わってたりとするのかこのスキル。
優秀なスキルだけど使えるのかこれ?俺に。
こんな体に変わって、こんな服に変わって?
「なあ、俺どうなってる?」
「女の体になって女の服着て髪がピンク色のツインテールになってて瞳が黄色になってて私よりもボディがいい女になってる」
マジかぁ。
「見た目の変化が凄いわね。で、効果は?」
「あっそうだ。効果を確認しないと。えーとマイナス効果を反転しプラスの効果に変える。プラスの効果は反転しない。あとは職の効果の変化は剣を使ってるとき以外も常時身体能力アップ。更に剣と魔法の扱いが上手くなるって、ええ!魔法上手くなるの?」
「その姿になる代わりに得るものが大きいわね」
「でも、ねぇ」
「はい。これはちょっと」
「だよな」
強くなるのはいいし魔法も使えるのはいいけどなんか使うのに困る。
「まあ、変装にも使えそうね」
「この効果は剣士のマイナス効果。つまり魔法の扱いが下手を逆転したのかな?なら剣を使ってないときの強化もまあわかる」
「これは後で話し合いね」
「そうね」
「そうだな」
「そうだね」
とりあえずこれは保留だな。
解除。
解除すると変化は戻っていた。
「色々あったが最後の覚醒は...時間が無いわね」
「そうだな。こっちはまた今度だな」
「もう私達はお腹いっぱいよ」
「私もこんなの見たの初めてだよ。結構長く生きてると思うけど」
「春花だからだけどもうこれは色々めんどくさいわね」
「なんだかすみません」
「もういいわ。慣れたから」
「帰りましょうか」
「子供達に話さないでくれ」
「それは……確かに了解したわ」
俺達のステータス確認から始まったこの実験は俺達の強化になり成長にもなったが俺に悩みの種を出すスキルだった。
なんだかわからないけど疲れた。
主人公を女性化するのはどうなんだろうと書いてて思ったけど、反転だからであとは後々使えそうだからです。
剣士の職の効果は言ったことなかったから先に言った。遅いよね。
服の説明が難しくなったから若干放棄した。




