剣士の休日day2
2000PVを達成してました。
たくさん見ていただきありがとうごさいます
今回は春花の休日二日目です
俺の休日二日目
俺は習慣で早く起きるのだが今日だけは寝過ごしたらしい。
昨日があれだったからというのもあるが。
「ふわぁーーあ。今何時だ?」
そんな定番な独り言をぼやいてると。
「十時です」
「十時か。休みだからって寝過ぎたかな?ん?」
独り言と同じように自然と返事をした。が、すぐに誰が返事をしたのか疑問に思った。
あれ?なんで返事が?
声は俺の上から聞こえたような。
恐る恐る俺は上を見ると、
「へっ?はああぁぁぁぁぁぁぁ!」
朝っぱら……でもないが、かなり迷惑な大音量な俺の声が鳴り響いた。近くが住宅街ならどうしたのかと人が訪ねてくるくらいだろう。
「なんですか?春花」
さもなんでもないかのように表情を変えずにしれっとなんですかと聞くシイナ。
「なんですかじゃねぇーー」
今の状況はというとシイナが、俺の上に真っ裸で、くっついていたのだ。
「なんでいるシイナ!俺は確かに一人で寝たはずだ!」
昨日は、というかここに来てから俺はずっと一人で寝てたはずだぞ!?
「なんでと言われましても、春花と寝たかったからとしか…」
「そんな、不思議そうな目で見るな!!この状況でおかしいのは絶対にシイナの方だぞ!」
俺は間違ってない!絶対!
「あ、暖かかったです春花の体。ごちそうさまでした」
へっ?暖かい?俺は服を着て寝たはず
俺は自分の体を見た。
おお!筋肉がいつの間にか……じゃねぇよ。
「なんで俺まで裸なんだよーーー」
「私が剥いだからよ」
お前は、既成事実を作りてぇのかよぉ!それにそんなことこの状況なら誰でもわかるわ!
「そんな、当然見たいに言うなーー」
「なに?私のことが嫌い?」
こてんと頭を傾け、可愛らしいはてな顔を俺に向けてくる。
そんな顔を向けられたら、嫌なんて言えるわけないだろうが。
「ぐっ、嫌いじゃないけど」
「なら、いいじゃない」
「よくねぇーー」
あたるこのままでは柔らかいなにかが当たってしまう!
バン!
俺の部屋の扉が勢いよく空いた。
「なにをやっているのですか?」
イルミナ!助かった!
「イルミナ助けて!シイナをどかしてくれー!」
「げっ!イルミナさん!」
シイナもヤバいと感じたらしく逃げようとした。
が、
逃げられるはずなかった。
「なにをしていたのかゆっっくりじーっくり話を聞かせてもらうわよ?シイナ?」
シイナの足がいつの間にか氷っていた。
「ううっ、春花助けてーー」
俺に助けを求めるなよ。俺が求めた立場なんだから。ってことで、
「頑張れよ」
シイナはイルミナに引きずられていった。
俺はシイナに敬礼の体制で見送った。
「春花は服着なさい!」
はい、すみません。
春花は、イルミナには逆らえない。なんというか本能的に駄目だというのか、言ってみればお母さんのようなものだ。
こうして俺の休日二日目は幕を開けた。
俺の休日とはいったいなんだろう?
俺は、昨日に引き続き朝は子供達の遊び相手をしていた。
今日はかくれんぼ、なんだか、それすらもスケールがでかすぎる。
隠れる場所が、土のなかとか、空とか、忍者が如く木に化けていたり、みんな魔力を感知させないし、マップはずるだから使わないとはいえ、見つけるのに苦労した。
どこに行き着くんだろこの子達
その後はイルミナたちの予定だったが、まだ説教中だな?
ん?なんで、説教なのに明日はどうとか聞こえるんだ?
まあ、いいか。イルミナなりのやつなんだろう。
なので、子供達の魔法の練習に付き合った。
みんな思い思いの魔法の練習をしていた。
少しでも威力を上げたい子と、少しでも魔法のコントロールをあげる子の二つに別れた。
だが、見る限り恐らくあのなんつったかな、青ランクのやつよりかはみんな威力は高い。
白に届く手前から、威力と精度に別れている。
威力があれば、強い敵を楽に倒せる。
精度が上がれば、相手を撹乱しながら戦える。
正直どちらもとらせておきたいな。
ならばと俺は剣を手に持ち。
「おーいみんな俺と練習するか?」
「「「するーー!」」」
練習相手に困っていたし(俺も子供も)ちょうどいいだろ。
「ルールは簡単。俺に一撃を入れたら勝ちだ。一体一じゃなくても良いぞ」
いくら力があるとはいえ全員一斉にきたくらいで負けるつもりはない。
一撃というのは気絶とか、そういうのだと俺が勝てない。精神的に。
「それなら、勝てるかも。負けても言い訳しないでね、春花にい」
やる気があって何よりだ。だが全員が乗り気じゃないみたいだな。なら、追加するか。
「勿論だ。誰か一撃俺にいれたら、俺がお菓子を作るよ」
最近子供たちはお菓子のことが好きである。
だが、毎日は材料的にも時間的にもあまりしないので、子供たちはやる気を出した。
「本当に?なら私はアイスがいい!」
「僕はチョコレート!」
「私はポテチ!」
みんな思い思いのお菓子の名前を叫んでいる。
「待て待て、まだ勝ってないだろ。勝ってから言ってくれよ」
「「「はーい」」」
ただ、負ける気はないとはいえ、正直この六人の子たちを相手に一撃も入れられないは厳しい。
だから燃える。
「じゃあ、初め!」
三十分後
結果は俺の敗けだ。
精神的に、だ。
先に子供達の魔力がきれたので、終了したが、若干泣き出す子が出てきたので、なだめるために結局お菓子を作ることになった。
みんな好きなものをだ。
まあ、食べたら泣き止み、次に俺と戦うときの戦略まで建ててるのだから元気がいいとしか言えないな。
正直ギリギリだった。
マナの接近戦を体術で受け、飛んでくる魔法を剣で斬り、妨害を避けながら戦ったから、昨日に引き続きかなり本気を出した。
強化は無いとはいえ強すぎる。それどころかちょっとだけ使ったりもした。
この子たち個人では青、チームでは銀いけそうだよね。
ちなみにその後、おかわりをねだられたので晩御飯に差し支えないくらいに作った。
そうして、作っているうちに一日の半分を使いきったのだった。
夜。
ご飯を食べ終わり、風呂に入っていた。
「疲れたな。前まで違法奴隷にされかけだったあの子たちが今ああして元気に生きている。それを見ると俺が頑張ったかいがあったと思えてくる」
と、昔のことを思いながら、風呂に浸かっていた。
ガラガラガラ
ドアの開いた音がした。
あの男の子たちかな?
そう考えながら風呂を堪能していた。ここで戸惑うことは当然ない。なぜって、今は男の時間だからだ。
ポチャン
湯に入る音がしたので男の子達が入ってきたと思い話しかけようと思った。
「よ、今日は楽しかったな……」
そう声をかけた。
しかし振り向いて誰かを確認すると、
「すんませんでしたーーー」
その相手はイルミナでした。
静かだなとは思ったけど、なんで?今は男子の時間なはず。
とりあえず逃げることにした。
逃がしてはくれなかったが……
「あの?イルミナさん?放してというか溶かして?」
水面ごと俺は体を凍らされていた。普通に動けません。
「一緒に入ってください」
イルミナが赤面しながらそんなことを口走った。
イルミナさん!?君はこういうことをしないと思ってました!
勝手な偏見だけど?!それに俺は男だから!そういうの駄目だから!
「なんででしょうか?」
なんでと聞かれても駄目なものは駄目としか……。
「いや、ですか?」
うぐっ!それは……そんな寂しそうな、捨てられた子犬のような顔されたら……嫌なんて言えるわけない。
「嫌じゃ、ありません」
「な、ならいいですね」
まて、大丈夫だ。確か裸の付き合いとか言って、全てさらけ出して、仲良くなるとか聞いたことある、気がするどんな内容かは覚えてないが。
とにかくイルミナの裸体を見るわけにはいかない。視線を自然とそらして、意識を適当な何かに向けるのだ。
「今日は何があったんですか?」
「き、今日は朝シイナがいて……」
シイナのことと子供たちのこと、今日あったことを隠さず伝えた。その間もその質問だけに意識を向けて自然な感じで受け答えをするのに全力を尽くした。
「そうですか。なら大丈夫そうですね」
「マナたちは冒険者にしても問題は無いと思う」
「それもそうですが、シイナがそんなことをしたのなら私もしてもいいですよね?」
何が私もしていい、だよ!おかしくなったのか!イルミナはオカンみたいなもんだったろうが!
「おい?なんでそうなるんでしょうか」
やべっ声に出したら、思ったよりも動揺して言葉がおかしくなってる。
「いや?」
その表情でそんなこと言われたら、いや、俺は紳士的な男なのだ!そして俺はNOと言える男なのだ!
「すみませんでしたーーー!!」
春花、NOと言えなかった。
春花全力で、氷をまず霧散させ、身体強化まで使って風呂場から逃げるのであった。
後で聞いた話、イルミナは間違えて入ったらしい。
そしてたまたまお酒が入っていて珍しく少しだけ酔っていたらしくあんなことになったらしい。
少しってなんだ?少しって。
あれで少しなら本当に酔ったときって……考えたくねぇ。
何はともあれ、その場で間違いが起きなかったことがこの日、一番頑張ったことだろう。
今回はイルミナとシイナの暴走?と子供達の実力を春花が見るという回でした。
3日目はどんなのにしようかな?
お菓子は前に作ったことがあり子供達に人気で賭けに出しました。
賭けなんて成立しなかったけど。
今回も見てくれてありがとうございました。




