異世界生活始めました
初めてなので緊張しました。
コメントよろしくお願いします!
第一章 一 「プロローグ」
新学期早々僕はピンチだった。
ーーーまじっスか•••
「チッハルーっ久しぶり!夏はたのしかった?」
「楽しかったよー!
エリこそ彼氏とは上手くいってるのー?」
「もっちろん!特にこの間はカレが・・・・・・・・・」
ーーーほんっと通学路並んで歩くのやめてくれないかな•••
しょうが無い裏道通るか・・・
そう、この時はまだ気づいていなかったんだ、この選択がきっかけで僕の人生を180°変えてしまうことになるなんて。
第一章 二 「よろしくねっ♪」
ほんの瞬きをしたぐらいだったと思う。
しかし、目を開くとビルやいつもいる野良猫はいなくその代わりに、見渡す限りの真っ白な部屋にいた。
いや、部屋だけというのは語弊がある
そこには、145~155㎝の育ち盛りといったくらいだろうか、
とても人懐っこさそうなかわいらしい目をした、
癖っ毛の金髪美少女がいた。
見とれていると少女が、
「あなたが私のパートナーね!」
と、かわいらしい笑顔で言った。
ーーーうん、元気があってよろしい・・・って
ん?パートナー?てかここは何処なんだ??
今更だが、?マークが止まらない
「あれ ?もしかして•••あなた・・・」
すると、少女の顔が徐々に曇り始めた。
が、
「まぁいいでしょう!とりあえず粗茶ですがどうぞ!!」
ーーー切り替え早えーなっ!って粗茶?俺にか!
「す、すいまっじゃない!どうもありがとうございますぅ!!」
なんと情けない対応だろう、こんなことでテンパるなんてコミュ力のさなに我ながら呆れて・・・。
いやっ、いきなりだから緊張しただけ!それより今重要なのは
「あのっ!あなたは誰でここは何処なんですか!?」
すると、彼女はとてもにこやかに
「私はあなたのパートナーになったエマ•ベレッティです!あとここはね、なんて表現すればいいか迷うのだけど」
と、エマは少し考えてから、
「驚かないで聞いてね、ここは異世界•••ってよりも死後の世界かな?」
僕は初めてお茶を吹きそうになるという感覚を知った。
「えっ、僕っ死んだの!!?」
そんなバカな!僕はただ道をそれただけなのに?
「そんな・・・・なんで」
エマは、わたわたとどうしたらいいのか考えているようで
あった。
そして、僕が少し落ち着いたタイミングでゆっくりと話し始めた
「なんで君が何で死んじゃったか説明するね・・・・・・」
しばらく、僕は僕の死因を聞いていた、
要約すると僕は裏道を歩いていたところマンホールの蓋が誰かのイタズラだろう、
外されていたのだ後はそこから真っ逆さま
即死だったらしい。
「ショックよね・・・」
エマの顔はとても悲しそうだ
「ねぇ、僕は元の世界へ生き返ることは出来ないの?」
願いを込めて聞いてみる。
しかし、
「残念だけどそれはムリよ、一度いたことのある世界に二度は転生出来ない、でもね、違う世界で生きる事は出来るの」
ーーー違う世界?つまりは、異世界?
「その•••異世界ってこと?」
自分の顔が徐々にパァッと明るくなってゆくのかまさに手に取るように分かった。
その様子を見てかエマにも元気が戻ってきた。
「そう!異世界!!!
さらに、あなたは好きな能力を一つ貰って行けるのです!」
ーーーおっ?おー!好きな能力?異世界だけでも感動できるレベルなのに?っと となればこれは聞いておきたいことがある。
「えっ、なんでもってのは無敵になれる!
とかでもいいの!?」
エマはニッコリと、
「それはですねー・・・ダメです」
ーーー・・・ソウデスカー
どうも、強すぎる能力は世界の調和を乱すため異世界のルールによって厳しく禁止されているようだ。
「じゃあ、どんな世界なんですか?」
「はい!それはですね」
エマの言った事をまとめると
①能力が一つ貰える。
②能力を一度悪用すれば能力は剥奪される。
③異世界の人種は様々
(魔法使い ・ 獣人 ・喋る動物)など。
④時代は地球より発展していて(地球の未来形?)いる。
となる。
⑤原則としてパートナーと行動する必要がある。
(異世界になれてもらうまで)
「以上で異世界における説明はしゅーりょーね」
そう言うと、大きな深呼吸をした。
エマは思い出したかのように、
「あっ、君の名前をここに書いたら手続きも完了よ」
と、差し出さた紙に近い透明なモノに名前を書いた。
「ミズシマ リク 水島 陸 ねオーケー、じゃあ、
これからよろしくね♪陸」
ーーー名前を呼ばれるのはなんだか久しぶりなような気がするな
そうこう、考えているうちに、
「それでは、これより異世界転生を開始します」
さすがに緊張しているのか、真剣な顔つきになっている。
ーーーこういう場合異世界物の主人公はなんと言って
いただろうか?
まぁここは無難に
「こちらこそ、よろしく!」
エマは少しゆるんだ表情でほほえんだ。
すると、転生が始まったりのだろう
突如して僕は眠気に襲われた。
どうだったでしょうか、
面白いと感じてくれたならうれしいです。