強引なキス……。
私はカエデ、20才、気付けばここにいた。どうやら雲みたいな地面に、目の前には大きな大きな西洋のお城? がそびえ建っている。城は純白の全体で、どこか神秘的だ。私はそれに入ることにした。まぁ、大きな門。あら、あれは人かしら?
「貴女は今日から天使です」
え? どういうこと?
そもそも、これは夢なの?
ほっぺたをつねってみた。すごく痛い……。
「おや、新入りか?」
その青年は赤い瞳をしていた。とても印象的だった。そして私の手をにぎってきた。
「え? え? 何?」
「貴女を気に入った……。カエデさん」
え? だからここはどこ? 天国か何か? 私は混乱した。
「ここは天国で俺は神様だ」
そう言われて私は理解出来ないまま手を引っ張られる。
「どこに行くの?」
「ついて来い」
私は少しだけドキドキしていた。
そして一室に連れ込まれる。
急に私はそいつにキスされた。
「何するの!」
「ふっ、気に入った」
「はぁ⁉」
私は服を強引に脱がされた。抵抗したけど、力では勝てない。そうして次には私の体を舐めるように触ってくる。私はなぜか感じていた。そして神様と言うそいつは、大きなそれを私の中に挿入てきた。私は一瞬の痛みに耐えた。そしてやがてなぜか気持ちよくなってくる。
私は、自分を神様だと言い張るそいつに処女を奪われたのだ。
ただただ、私は悔しさで一杯だった。
そしてひたすら求められて屈辱だった。