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孤高の死神 〜力はあるのに才能が無かった男は、さらなる力と才能を開花させる〜  作者: 適当に執筆しております。
第一章:覚醒した主人公
3/14

03:復学(内部時間2035年7/19〜7/20)

ここから高校とダンジョンと家を主人公が往復します。

 あの後追撃ノ剣(チェイス・ソード)を使って色々と実験した。その結果、この追撃ノ剣(チェイス・ソード)はかなりやばいと分かった。何がやばいかって? それは・・・

 1.剣一本一本の性能がかなり良い。

 2.剣は俺の意思でしか追撃を止めない。

 3.どこでも召喚できるため、雨のように敵の頭上から降らすことができる。

 4.『透明化』で不意打ちができる。

 5.壊れない。


 この5つのメリットはすごい。・・・だが、当然デメリットもある。それが・・・

 1.同時に250本までしか召喚できない。

 2.30分までしか召喚維持できない。


 このデメリットは致命的だった。1つ目は大丈夫そうだが、2つ目はかなりやばい。例えば、制限時間30分のうち28分を使ったとして、残りの2分では敵は倒せないとする。その場合、時間の延長手段がないので結局敵は倒せなくなる。

 だが・・・解消手段があるかもしれないので、俺は再び、スキルを確認した。

 ==============================

 スキル『死神武装』LV11→LV12(所要SP1000)

 消費魔力:武装展開・・・1部位につきMP9→1部位につきMP8

 武装維持・・・1部位につき秒間MP9→1部位につき秒間MP8

 付加能力:『不壊』『死神の加護』『変形』『飛翔』

 派生スキル『追撃ノ剣(チェイス・ソード)』LV1→LV2(所要SP1000)

 消費魔力:召喚・・・1本につきMP20→1本につきMP18

 召喚維持・・・1本につき秒間MP20→1本につき秒間MP18

 召喚範囲:無制限

 最大召喚数:0/250→0/255

 最大召喚時間:30分→33分

 付加能力:『不壊』『死神の加護』『浮遊』『透明化』

 ==============================

「あったよ、解決策。・・・3分も伸びるのか。すげぇな・・・。」


 俺は、スキルレベルを上げまくった。そして『死神武装』をLV20に、『追撃ノ剣(チェイス・ソード)』をLV10にした結果・・・

 ==============================

 スキル『死神武装』LV20

 消費魔力:武装展開・・・1部位につきMP1

 武装維持・・・1部位につき秒間MP1

 付加能力:『不壊』『死神の加護』『変形』『飛翔』

 派生スキル『追撃ノ剣(チェイス・ソード)』LV10

 消費魔力:召喚・・・1本につきMP2

 召喚維持・・・1本につき秒間MP2

 召喚範囲:無制限

 最大召喚数:0/295

 最大召喚時間:57分

 付加能力:『不壊』『死神の加護』『浮遊』『透明化』

 ==============================

 残りSP・・・817000

 ==============================


「正直に言って、強くなりすぎだろ。」


 ダンジョン内で独り言が反響する。そして俺は、家に帰った。そしてアクシデントが起こる。

 なんとそこには、母の紅葉唯(くれはゆい)と父の紅葉翔(くれはしょう)がいたのである。


(どうしたんだろう? ふたりとも、いつもいないのに。)


 そんなことを考えていると、母の唯が沈默を破った。


「私がここにいる理由、わかりますね?」

「どうせ、学校の事だろ? 戻らないぞ。」

「戻りなさい。あなたがいないと寂しいと思う友達が、誠にはいないんですか?」


 そう言われて思い出す。友達の灰谷涼介(はいだにりょうすけ)とは、もう2ヶ月くらい連絡を取り合っていないことを。そして俺は、決断した。


「・・・分かった、復学するよ。いつからだ?」


 そして、母さん(唯のこと)にいつ復学するかを聞いた。母さんが言うには・・・


「明日からです。」


 とのことだった。そして夕食、風呂、歯磨きを終えた。そして、久しぶりにスマホから涼介へとメッセージを送った。内容は『約2ヶ月の間、迷惑をかけてごめん。俺、明日復学することになったよ。あ、このことは秘密にしてくれ。』と送ると、一瞬で返事が来た。


『了解。明日楽しみだなぁ〜。』


 その言葉で、かなり気が楽になった。

 ・・・さて、明日が楽しみだ。


 ・・・


「それじゃあ行って来ま〜す。」


 そして俺は、約2ヶ月ぶりの通学路を歩くのであった。



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