4話
衝撃の展開が!!
4時30分。
刑事さんが来た。相変わらず顔がイケてる。30だと言うのに苦労の面影すらない顔は惚れ惚れする。
「こんばんは」
「久しぶり、子供さん元気?」
「相変わらず元気だよ、それより呼びだした理由は?」
「話があるんだよね・・・。」
「エッチしてとか無しな(笑)」
「私達4人でヒロ達を殺した犯人を見つけようと思ってんだけど・・・」
「・・・。えっ?」
「だから、犯人を見つけるの!!」
「無理だよ、おまえらまだ学生だぞ?」
「じゃあ、警察が見つけて逮捕してくれるの?」
「あれは、犯人がもみ消した事件だぞ?世間に発表したらえらいことになる。」
「それでも、見つけたい。だって、ヒロは私の大切な人だから」
「分かってるけど・・・・」
「ねぇ、お願い。誰が殺したの?」
「言いたくないのだが、そこまで言うなら言おう。そのかわり責めたり殺したりするな」
刑事さんは、真面目な顔で話を続けた。詳しい事まで。みるみる皆の顔が彰の方へ向けられる。
「犯人は、彰の父親だ。あの日、彰の父親は愛人とドライブしていて、よそ見をしていたら、車とぶつかった。それが、ヒロクン達を乗せた車だ。決して、ヒロクン達は、悪くない。2人のケータイのメールに遺書があった。最後の力を振り絞って打ったから読みにくいが、確かに明に向けた手紙だった。読み終えた後、刑事達は泣いたんだ。そして、刑事達のケータイにヒロクンのメールが入っている。多分誓いなのだろう。あの事件を繰り返したくないと。皆も読むかい?」
「はい」
刑事さんにケータイを受け取り、見た。4人は涙を抑えて。
「明へ
俺、事故にあった。
そのうちシヌだろ。
隣には彰君の彼女もいる、誕生日プレゼントを買いに行った帰りにこうなった。
ゴメンな、俺、死にたくない。
まだ、明と一緒にいたい。
ネムイ、デモネムッタラシニソウデコワイ、明、愛してる。
死んでもズットアイシテル、指輪ツケロヨ。
アキラクンノカノジョがアキラクンニアイシテルと伝えテホシイと言ってる。アキ、オワカレだ。アイシテル。ズットアイシテル、死にたくないよ、アキトシアワセニナリタカッタ。ソシテ、アキトオレトコドモデズットイッショニクラシタカッタ。イツモ、オマエノコトヲミマモッテイルカラナ。アイシテル。」
長い文章だが、途中からは彰の彼女が打ったのだろう。最後には涙が止まらなかった。全員。
「ねぇ、これって明じゃなく2人に当てた手紙だよね?」
「そうだろな」
重い空気が流れる。彰は修司の後ろで号泣中。愛美は私の後ろで号泣中。彰は、ゴメンとしか言ってない。
私は、彰を腕の中へ押し込み、一緒に泣いた。刑事さんも泣いている、見たことがないぐらい辛そうな顔で。
「刑事さん、ありがと。」
「こんな結果になってゴメンね」
「別にいいさ」
「約束、守れよ」
「あぁ」
「じゃあな」
刑事さんが、帰って行った。残された4人はずっと泣いていた。




