幕間、湖の中で
幕間1
ボシャンと音を立て俺は湖に落ちる。「ゴボッゴボッ」身体中が水に覆われる。(このままじゃ、呼吸が出来なくて死ぬッ!)俺は呼吸しようと上に上がろうと泳ぐがハミングの振動で思う様に泳げない。(クソッ!どうすれば…あ、此処は湖、水があるじゃないか!)俺は湖の水を圧縮していく。水に含まれる酸素と水素を別々に圧縮していく。そして、酸素と水素を限界まで圧縮し、全てを解放する。(解放、水神の怒号ッ!)解放した瞬間にハミングの能力によって更に振動が強くなり、湖のしたの地面が砕け散りストーンエッジ状になり俺の体を掠めていき、生傷が身体中に出来、血が出てくる。傷口に水が染み込みズキズキと傷んでくる。(痛ぇ、でもこれで条件が揃った!)俺はハミングに妨害され末発動になった技を再び発動させる。(解放、水神の怒号ッ!!!)一斉に解放された酸素と水素が爆発的に混ざりあい水柱が出来上がる。(ウオオオオオオッ!)水柱の影に隠れ湖からあがる。(ハミングは気づいてない、俺は彼女を殺すッ!)
了
あとがき
注意読まなくてもいいです。
どーも初めまして。本日は私の作品を読んで頂き、誠にありがとうございます。さて、主人公の名前も明かされぬまま、最初の戦闘があり主人公の能力が本格的に使われ始める章となりましたね。実はハミングさんの過去も書こうと思ったのですが、それはまた今度でいいや。と言う形になりました。気が向いたらハミングさんの過去やこれから出てくる敵にあたる人達の過去などを番外編で書こうと思っておりますので首を長くしお待ち頂けると幸いです。勿論、これはフィクションであり、実際の人名、事件、団体等は一切関係ありません。長くなりましたがこれからも頑張って行くのでどうかご贔屓に!またこの作品を読んでくれた方々に良いことがありますように!




