表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
女優が異世界で出来る事。  作者: 弐道ネイ
1/10

第1話:空中に浮かぶひび割れ

物語の主人公、小湊こみなと美奈みな


挿絵(By みてみん)

私の名前は小湊こみなと美奈みな

19さい。

職業、女優じょゆう


仕事が終わり、イヤホンして町を歩いている途中、

ふと路地裏ろじうらの方を見ると、

空中にひびれがあり・・・・、


「何これ、何これ――――!すご――――い!

空中にひびが割れてる―――――!!」

はしゃぐ私。


この時の私は、この空中に浮かぶひび割れを、世紀せいきの大発見と思っていた。

私、第1発見者としてちょう有名になるんじゃないの~~~?

と。



なんの考えもなしにさわってみた。


ピトッ


私がひび割れに触った次の瞬間、


カッ!!!


ひび割れが光り、

辺り一面、光に包まれた。



まぶしくて、目をつぶる私。




しばらくして、目を開けると・・・・・・。



「ほえほえ?」


混乱する私。


さっきまで東京の街を歩いていたはずなのに・・・・、


まわりを見渡すと、

よろいを着た男の人が歩いていたり、

顔がトカゲの人間(?)が歩いていたり、

馬車ばしゃかと思ったら、馬ではなく、恐竜きょうりゅうだったりした。


そして街並みは中世ヨーロッパふう


まさに、剣と魔法の世界。


私は、ゲーム大好きで、1年前まではよく、RPGアールピージーのゲームをよくやってた。

最近は仕事が忙しくて遊べてなかったけど。



たぶん、ここはゲームの世界なんだろう。

で、さっきのひび割れは、このVRブイアールゲームに行くための起動スイッチだったんだと

思う。

いつの間にか、ゲームはここまでリアルに再現出来るようになったんだな、と感心した。


ゲーム好きだから、テンション上がったが、明日もお仕事があるから遊んでる場合ではない。



早く現実世界に戻ろう、と思い、

イヤホンを外し、町を歩いてる人にどうやったら元の世界に戻れるか聞いた。


そしたら・・・・、


「このゲームから出たい・・・・?なんの話?」

「あ・・・・、いえ、なんでもないです。」


今さっきの男の人はたぶん、コンピューターで動いている人なんだろう。


私と同じ、プレイヤーいないかな・・・、と、町行く人や魔物人間(?)の顔を見るが、

区別がつかない。


「ええい!!片っぱしから聞いてまわろう!」


町行く人に聞きまくった。


だがしかし、みんなまるでもともとこの世界に住んでいたかのように言う。

みんなコンピュータなのか、はたまたウソをついているのか・・・・。


途方とほうれる私。


『まずい・・・・、まずいなぁ・・・・・。

このままでは、仕事ドタキャンしたって事になる。

どうする?どうするよ、私。』

噴水前のベンチに座り、考える私。



元の世界に戻る事、出来るんだろうか・・・・・?



つづく。


読んで頂きありがとうございます。

人気急上昇中の女優が異世界に行ったら、どうなるんだろう?

ここで何ができるんだろう?と思い、こういう話を読んでみたくなり、

書き始めました。


明るくてバカな女の子の視点で、明るく楽しい話を書いていけたらと考えております。

読んでくれた人が、元気になる、そういった話を書いていけたらと思います。

何卒よろしくお願いいたします。





・・・・前書きに載せたイラストについて。


もともと、漫画家志望だったので、描いてみました。


まだ続きます。よろしくお願い致します。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ