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痛みに悶えて、溺れて。

作者: mimi_o0

痛みに悶えるわたしの心

激しい痛みがわたしを襲う。

その時はいつだって急にやってくる。

イナズマのようにわたしの身体で暴れ狂うそれは、落ち着くことを知らずに、ずっとわたしを蝕み続ける。やがてわたしの涙となり、心をも蝕んでゆく。声にならない苦痛を、声に出せない辛さを。誰かの1滴の興味にもなり得ずに行き場を無くした見えない訴えを、わたしは一体どこにしまえば良いのだろう。

「痛みに悶え狂ってみたい」とあなたは言うけれど。ひとつ願いが叶うなら、わたしはきっと「健康な体と心」を泣いて乞う。

あなたのその一声に、痛みに溺れたわたしの心は、這い上がることも知らず溺れ続けてゆく。

歩むことを拒絶する身体と痛みに耐える拳が私の心に重りをつけ、それはきっと誰にも見えないから。だからわたしは今日も、仮面を被り化けている。笑っている。



ありがとうございました。

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