痛みに悶えて、溺れて。
痛みに悶えるわたしの心
激しい痛みがわたしを襲う。
その時はいつだって急にやってくる。
イナズマのようにわたしの身体で暴れ狂うそれは、落ち着くことを知らずに、ずっとわたしを蝕み続ける。やがてわたしの涙となり、心をも蝕んでゆく。声にならない苦痛を、声に出せない辛さを。誰かの1滴の興味にもなり得ずに行き場を無くした見えない訴えを、わたしは一体どこにしまえば良いのだろう。
「痛みに悶え狂ってみたい」とあなたは言うけれど。ひとつ願いが叶うなら、わたしはきっと「健康な体と心」を泣いて乞う。
あなたのその一声に、痛みに溺れたわたしの心は、這い上がることも知らず溺れ続けてゆく。
歩むことを拒絶する身体と痛みに耐える拳が私の心に重りをつけ、それはきっと誰にも見えないから。だからわたしは今日も、仮面を被り化けている。笑っている。
ありがとうございました。