表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
リベルズ:8  作者: 夜ノ彗
問題児たち
8/16

集結

「戦闘準備、敵だ」

戦闘員4名は即座に反応し、それぞれの武器を手にした。日本から出る際に組織の力を使えなかった3は何故か刀を持っているが、彼の実家は剣道場なので大丈夫だろう。

「ドアの前まで迫ってる、どうする?」

「うーん、入ってきたら俺が斬るよ」

とやる気十分な3、散々人を殺してきた俺が言うのはなんだが、発想が怖い。

結局入ってきたところを斬り捨て、残りの敵を瞬時に再起不能にすることになった。ドアの前では、四人組の男が突入のタイミングを疑っている、らしい。

ガチリ、外の男がノブに手をかけた。

「突にゅ......う」

扉の横で待機していた3が刀を振り下ろすと、威勢よく突入した彼の頭と体がお別れしてしまった。

後続の三人をそれぞれがヘッドショットで沈黙させ、危機はさった。この間僅か一秒。

ここで、全員殺してしまったことを後悔し始める。

「あぁ!殺しちまった!敵の情報何も取れねぇじゃねぇか!」

「何も考えてないからでしょ」

「ん?待って、この刺青見たことある」

と言って6が指さしたのはナイフが刺さった赤い球の刺青だ。彼女は元スパイということもあり、色々な組織の情報を持っているのだろう。 どうやらこの組織は割と大きなところらしく、総人数はおよそ千人。元傭兵や殺人犯など、殺しに特化したメンバーが集められている。そんな彼らの目的は世界を血に染めることだそうだ。

「なんか、考えてることが頭悪そうだな」

「まぁでも裏社会をぶっ潰すーなんて奴よりかはいいんじゃない?」

「へーそんな組織があるんだー」

何故襲われたのか、何故居場所がバレたのか、誰を狙ったのかは全く分からない。しかし、場所がバレている以上この場所にとどまることはできないので、短い間だったがお世話になったアパートとはお別れして、新たなアジト探しを始めた。

「ねぇ1そろそろ弾が無くなりそうだから買いに行かない?」

「あぁ、確かにそうだな。行くか」

俺は今まで上から支給されていたからわからないが、他の2と6、そして0がおすすめの武器商人を紹介したところ。三人とも同じ人だった。

彼女がいるのは戦前はドバイがあり、今はクレーターになってしまったその場所を表面だけ覆うことでできた巨大な地下施設の奥深くだそうだ。

戦前の世界しか知らないそれも当時十歳にもなっていなかった俺にもドバイが凄いところくらいの認識はあったのだが、今現在、高層ビルの群れの姿はどこにも無い。

地下施設に入った後、迷路の様なその場所を迷い無く進む二人に他の四人はついていく。

「なんでスーパーに行くんだ?」

武器商人のところに行くのかと思いきやスーパーマーケットに辿り着いた。

2はメル・カドネグロという銘柄のタバコ六箱とウォッカをレジカウンターに置き言った「أريد الذهاب إلى متجر العتيق الذي يمكن أن يدخن.」

何語かも分からない言語を翻訳機が友達の3がその友達から教えてもらっていた。

「煙が立ち込める骨董品売り場へ行きたいのか?そこ大丈夫?」

「そんなわけないでしょ。さっいくわよ」

レジのおばちゃんはにっこり笑ってカウンターの中へ通した。カウンターの内側へ入るとおばちゃんがレジのボタンを押し始め、確定ボタンを押すと、地面が下がり始めた。

十数秒ほどかかり床の降下が終わった。真っ暗な空間に手間から順に電気が灯っていった。おばちゃんは自分の顔を剥がし素顔を見せた。

「変装してたのかよ」

「あーあんたら久しぶりやねぇ。もう、半年ぶりくらいになるんとちゃうか?」

「そうね。久しぶり、ミナ」

「あ〜あんた、いい男連れてるのねぇ。ち・な・みにぃ〜どんな関係なん?」

「仲間よ、仲間」

英語では無いので俺はどんな会話をしてるのか分からないが楽しそうだ。

翻訳に勤しむ3の友達が出した答えは韓国語だった。

「んー訛りが強くてこの翻訳機じゃあんまりわからないっぽい」

「へー、おいそろそろその辺にして要件済ますぞ」

「おい5、なんでずっと酒飲んでんだよ」

「あ?別にいいだろ?」

はぁ、問題児ばっかりだ。大人しくしてるのは4くらいだぞ、まったく。

時間はかかったが、それぞれ武装を整え終わった。0に頼まれていた分も購入済みだ。

「ねぇ1ミナがね、仲間に入れてだって」

「え?何やろうとしてるか言ったのか?」

「いや、言ってないけど」

「通訳頼むわ」

「うん」

彼女の名はイム・ミナ、韓国出身の武器商人だ。楽しそうなチームだから入れて欲しいとのことだ。一応仕事内容を聞いた後で断るなら念のため消すからなと脅したが、彼女は全然怯みもせず、どんな仕事でも楽しそうだからいいとのことなので、内容を話した。

「ふーん、やっぱり楽しそうやなぁ。ウチを仲間に入れてくれやっ!」

「あぁよろしくな7」

「おっ、コードネームみたいなのかっこええやん」

新たに陽気な仲間を加え、当初の計画にはいない人もいるが、これで八人が揃った。拠点を確保し次第、行動を開始する。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ