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無手使いの龍島戦記   作者: こーむー
16/16

戦い終わって

目が覚めた。全員が寝ている。

「僕らは勝ったの?魔物は?」


「おまえの最後の攻撃で消滅した。何も残さず、砕け散った。恐ろしい技だった」


「あの技を初めから出しておれば、妾が傷つかずに済んだのではないか?」

「いえ!姫のおかげです。あの技が出せたのは、姫とみんなのおかげです」


島津領主も目が覚め元気になったらしい。

「領主の娘よ。貴殿達は薩摩の国を救った英雄だ。未来永劫、島には手出しせぬ。島津の家が滅びぬ限りだ。貴殿達はこの国の英雄である事は語り続くであろう。」


「承知した」


「やったな。姫。さすが我が姫だ」

「ああ、姫は自慢の主君だ」

みんな、大喜びだ。良かった。


「じゃあ、姫。虎砲を使ってお身体を治して差し上げましょう」


ザザッ!(なぜ、逃げる!)


「妾は、ピンピンしとる。トグロあたりが怪我が酷いのではないのか?」

「オレ?えーと。全快したかな?さっき」

そんな粉々にならないって信用してよ。


「そう言えば、愛してるって飛びついて来た姫をコタロー、思い切り投げ飛ばしてたな」

「ああ。我が兵士達もひどい男がいたものだと噂している」

「それに、主君を馬鹿呼ばわりするとは信じられん。不届きな奴だな」

「そ、それは。ちょい待って」

「俺たちが気を失ったのもコタローの所為だし」


「成敗するか!」


「まあ良い!コタローにはまた、お願いしなくてはならん」

(お願い?嫌な予感しかしないぞ!)

「妾は、魔王を倒してみたい。英雄になるのじゃ」


おいおい。まさか本当に言い出すとは!

馬鹿なのか!頭が弱いんだなっ!



「コタロー。行くぞ!次は魔王退治じゃ!」


二部へ続く

ありがとうございました。


いつになるか、未定ですが次編も考えています。

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