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魔城潜入による裏方の苦悩
家主の侵入を阻止できる程の力を持っていない老兵。
仕方なく場内に招き入れるが、内部への警鐘は鳴らしておいた。
それにつられて、ワラワラと登場する警備兵たちも馴染みの面々だ。
それだけに彼女たちを阻止できる者などいるはずもない。
こうして目的の部屋まで最速でたどり着いた三人の侵入者に
唯一、立ちはだかったのが部屋の入り口を守るサルダン。
ここからようやく魔城の主と侵入者の本格的な攻防が
繰り広げられるはず。
その結果如何によっては・・・。
そんな事を吹き込まれて頑張る警護の者。
長い下積み時代を思い出し、二度と
戻らない。
そう、心に決めた彼の心境は
同じ立場の者たちの希望になる。
とりあえず、頑張っちゃう方向で行くしかない。
幾多の思いを胸に、サルダンは侵入者の訪問を待つのだった。




