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黒幕の苦労
ミリアの力の源である失われた名前「イミリア」
を取り戻すことに成功したタミュアは、その反動で
彼女に取り込まれてしまった。
その上、彼女は「イミリア」として覚醒しただけだ。
余裕があれば、何の問題もない。
しかし、今回は「六花」だけでなく魔王パルナが関わってきた。
これは龍涎堂の主人、キズヌの思惑が絡んでいるのか?
なんにしても、パルナの行動が目に余るようなら
始末しなければならない。
とはいえ、それを実行できる者、となると限られてくる。
今の状況では、人選は行いつつパルナの様子を見る。
と言う状態になりそうだ。
結論を出すには未だ不安定な状態が、つい
問題の先送りをさせてしまう。
結果から見れば、この時に決断をしていれば良かった。
と言われているが、それは結果を知った者だから言えることで
未来の見えない彼らの出した答えは「保留」だった。
ただ、そんな彼らにも唯一、はっきりと解っていることは
どんなに悩み、精神が削られ、ハゲようとも
それは「労災」にはならない。
と言う事だった。




