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「いざ現地へ」と、その前に
城を出てトッチーたちの元へ向かう前に、龍涎堂に立ち寄ったパルナ。
中に入ると、店の主人キズヌとツバメのフレイブが酒を飲んでいる。
そんな彼らがパルナに気付いた。
「よう!
遅かったじゃないか」
どうやら彼女が城を出る理由を知り、ここに来るのを待っていたようだ。
「こんな時に酒盛りとは・・・。
今回の相手はそれほどの者なの?」
彼女の問いかけに応えたのはフレイブだ。
「うずらが四羽、ってところだな」
この答えを聞いてパルナが納得する。
よほどの事が無いと付かないうずら。
それを四羽も投入しなければならないほどの相手。
俗に言う「飲まなきゃやってらんない」
といった所だ。
ついさっきまではトッチーに対して使えな奴。
などと思っていたが、これで少しはやる気が出てきた。
ようやく目が覚めた感じのパルナにキズヌがある物を渡した。
それは一冊の本。
スルクスへと渡されたが、それ自体には何の力も感じられない。
とりあえず受け取った彼女は店を出て、城下町を抜け
城壁の外へと向かうのだった。




